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HUMAN HUMAN プラス

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支部活動にご登場いただく講師の方をフィーチャーしている会報Familyの「HUMAN HUMAN」。
eふぁみりでは、講師の方からのメッセージなどをご覧いただけます。

【CONTENTS】


ウイスキーの世界を愉しむ」連載コラム(1)

サントリー創業者・鳥井信治郎氏の知られざる魅力

佐々木太一氏

<プロフィール>

1971年生まれ。サントリースピリッツ㈱ウイスキー戦略部 スペシャリスト。元バレーボール日本代表選手。1994年にサントリー㈱入社。選手引退後、大阪支社の営業部に配属され、2007年に社内資格の「ウイスキー・アンバサダー」を取得。2011年にはスコッチ文化研究所が認定する最高レベル資格の「マスター・オブ・ウイスキー」の取得者第一号となる。

現在、放送中のNHK朝の連続小説「マッサン」に登場している鴨居欣次郎。このモデルが、弊社サントリーの創業者、鳥井信治郎であることは皆さんもご存じでしょう。 ところで彼が極めて優れた嗅覚を持ち主であった、ということはご存じですか?

信治郎は大阪出身で、13歳の時に丁稚奉公に出たのが薬種問屋でした。ここで育まれたのが鋭い嗅覚。それは後に「大阪の鼻」とまで称されました。日本人の繊細な味覚に合うウイスキーづくりを探求し続けた彼は、サントリーの初代マスターブレンダーとしてもその力を発揮。山崎蒸溜所でつくられたさまざまなウイスキー原酒をブレンドし、1937年には、いまなお多くの人々に愛される真のジャパニーズウイスキー「角瓶」を誕生させました。その後も鋭い感性を活かしながら、数多くのウイスキーを世に送り出しました。 「やってみなはれ」で知られる経営者としての優れた才覚だけでなく、国産ウイスキーの誕生と発展を支えたブレンダーとしての顔も兼ね備えていたのです。

さてもうひとつ、知られざるエピソードを……。信治郎が工場を視察していたときのこと。ゴミ箱のなかに釘が捨てられているのを見つけました。すぐに責任者を呼んで彼は厳しく叱ったといいます。これは「釘1本も無駄にせず、大切にしなさい」という教えです。

サントリーはエコ活動にも力を注ぎ、水資源の保全や自然保護、CO2排出量抑制など、先進的なさまざまな取り組みをしています。この創業者の精神は、素晴らしい社風として今に根付いています。

サントリーの山崎蒸溜所には鳥井信治郎の銅像があり、ウイスキーがつくられる工程も見られますので、ぜひ一度、足をお運びください。



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「日本酒をたしなむ 楽しむための心得」連載コラム
あさひ山 蛍庵おすすめ 家庭でできる酒の肴②

[初夏から盛夏に]  アスパラを使った かんたん和え物
―梅とレモンのまろやかな酸味と生酒の冷酒で暑気払い

材料(3人前)
なす…3本
たまねぎ…1個
とうもろこし…2分の1本
みょうが…2個
鷹の爪…1本
南蛮漬け地(出汁7:しょうゆ1:みりん1:酒1:砂糖0.5:酢3 の割合)
*お玉やカップではかると良い

1. なすはヘタをとり縦4等分、さらに4センチ程度に切る。たまねぎはスライスし、とうもろこしはほぐしておく
2. なすは油で揚げ冷ましておく
3. 南蛮漬け地を分量で合わせ、沸騰したら酢を加えて火をとめる(最初から酢を入れると酸味がとんでしまいます)
4. 1のたまねぎ、とうもろこしと2に漬け地をかけ鷹の爪を加え、冷蔵庫で冷ます(冷めるときに味がしみこんでいきます)
5. 器に盛り付け、刻んだみょうがを添える

【料理長からのひと口メモ】
南蛮漬けというとアジ。アジ独特のコクが出て美味です。鰹だしに淡泊ななすをつけるだけではうま味がやや薄いので、旬のとうもろこしの甘みでしっかりとしたコクを出すのがこのレシピです。
南蛮漬けは既製品の漬け地が手軽ですが、やや濃すぎ、素材の美味しさがかくれてしまいます。ぜひ特製の南蛮漬け地に挑戦してください。
出汁、しょうゆ…の割合は、当店の料理教室の生徒さんにも好評です。 油で揚げるのが大変ならばフライパンで炒めてもよいでしょう。
中越のこの辺りでは長岡なす、巾着なすなどを使いますが、それぞれの地域のなすを使って味わってください。



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「日本酒をたしなむ 楽しむための心得」連載コラム
あさひ山 蛍庵おすすめ 家庭でできる酒の肴①

朝日商事株式会社 製造事業部長 高橋 賢 氏

蔵元「朝日酒造」の銘酒の数々をより多くの人々に味わい楽しんでいただきたいとの願いから設立された朝日商事株式会社が経営する「あさひ山 蛍庵」。今回から3回にわたって、料理長直伝の、家庭で手軽に作れる酒の肴のレシピをご紹介します。



[初夏から盛夏に] 
アスパラを使った かんたん和え物 ―梅とレモンのまろやかな酸味と生酒の冷酒で暑気払い

1. アスパラの根に近い部分を薄くむき約4センチに切り分け、塩をなじむよう振りもむ
2. 茎、穂先の順で茹で上げる
3. 塩を加えた氷水に入れて冷やし、ざるにあけ水気を切っておく
4. 焼きのりを細かくちぎり、さっとサラダ油にまぶす
5. のりとアスパラをざっくり混ぜ、器に盛り付ける
6. 梅干しの種を除き包丁で細かくたたき、5の上に添え、白ごまを手でつぶすようにして振りかけ、最後にレモン汁を回しかける

【料理長からのひと口メモ】
アスパラは塩もみすると青臭さが抜け、その上で茹でるとさっぱりした味になります。
焼きのりは和えることでくしゃくしゃになりそうですが、先にサラダ油にまぶしておくとパリッとした食感が残ります。
梅干しだけですと酸味が強くなりますが、レモン汁をかけることでその酸味がやわらかになります。また油分をまとめるのもレモン汁の役割です。



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「シナジー効果を生むチーム力の伸ばし方」連載コラム(3)

新しい何かが生まれるシナジー効果を模索中

野原秀樹氏

<プロフィール>

愛知県名古屋市出身。18歳でジャズダンスをはじめ、19歳で上京してバレエを学ぶ。日本バレエ協会公演、松山バレエ団など多数の作品に出演する。その後2008年に㈱MANY ABILITIESを設立。舞台人としての経験をもとに、インプロ(即興)や演劇などのエッセンスを生かした体感型のコミュニケーション能力向上プログラムを提供。


「新しいムーブメントを起こす」と力強く語る野原氏

私は、シナジー効果、という言葉が好きです。
一人では生み出せないことも、誰かと関わりあうと、そこに化学反応のようなものが起こって、予想もしていないような新しいものが誕生する。
予想もできない未来が、そこから生まれてくるかもしれません。 ですから私はシナジー効果を期待して、たくさんの新しい出会いや、新しい取り組みにチャレンジしています。
私の古くからの友人にダンディGOさんがいます。ご存じですか?
彼は日本一のジャグリング・エンターティナーで、シガーボックスを日本に広めた、ジャグリング界のパイオニア、と呼ばれる存在です。
そのダンディGOさんは数年前から、ジャグリング用の小さなボールを使って曲に合わせて体を動かす、新しい形のエクササイズ「ジャグササイズ」。を展開しています。
テレビなどでも何度も紹介されています。
数年前、密かに「ジャグササイズ」のアイデアを温めていらしたダンディGOさんに、私は「やってみたら良いですよ!!」と一言。
その後、初めてのワークショップの開催や「ジャグササイズ」というネーミングの申請のお手伝いなどをさせていただきました。
一人ではなかなか進まないことも、誰かが関わり、勢いづけると、新しい何かが生まれてくる。これも十分、シナジー効果だと思います。
さて、最近、私も新しいムーブメントを起こそうと、虎視眈々と計画を練っています。
私のコミュニケーションに関する知識や体験に経済学や統計学のマインドを融合して、価値探求時代に必要なコミュニケーションのあり方や概念を作りたい。
ある大学の経済学者の方と組んで、模索が続いています。

それって、どんなこと? 興味を持たれましたか。
その答えは、もう少し先まで、お待ちください。



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