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論文詳細

仮想化技術活用によるサーバ統合と効果

東洋炭素株式会社
論文要旨

当社では、全社的に使用されるシステムの一部をデータセンターに設置した仮想サーバにて運用している。 従来、業務・アプリケーションごとに1台の物理サーバを構成していたが、ハードウェアの保守期間満了を間近に控え、障害発生時の迅速な復旧等、可用性を確保するためにサーバリプレイスの必要があった。初期費用や運用に関するコストをなるべく抑えられる案を検討した結果、仮想化技術を用いたサーバ統合を実施することとなった。
仮想化製品にはHyper-Vを使用し、サポート切れOSの延命措置やバックアップ取得のためにネットワーク構成など個別に解決を図った。
その結果、サーバの物理的な台数を削減したことにより、リプレイスの初期費用を大幅に抑制することができ、データセンターで利用中のラック削減への布石を打つことができた。また、仮想サーバと合わせて導入した共有ストレージへのバックアップにより可用性も大きく向上している。

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