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論文詳細

中小リース会社の基幹システム更改の課題と解決策 ~パッケージシステム導入を通して~

株式会社名古屋リース
論文要旨

当社は2016年6月に基幹システムをスクラッチ開発によるシステムからパッケージシステムに更改した。更改前の基幹システムの課題は主に以下の3点である。
①IFRSなど今後予想される各種制度変更、各種税制などに対する対応負担が重荷
②DBの拡張性に限界がきており、新たな効率化・合理化に向けた取組が困難
③システム要員の質的・量的な確保が困難
更改にあたっては、データ移行、カスタマイズの確定作業、及び操作の習得などの負担を覚悟しなければならない。中小規模の会社のシステム更改はマンパワーの確保が大きな課題になる。特に運用テスト・検収以降の工程においては、スクラッチ開発によるシステム更改と変わらないレベルの負荷がかかる。
本論文では、パッケージシステムへの更改の計画から稼働までの取り組みを述べる。その過程で発生した各種の課題に対して、必ずしも最良の方策を取ったとは思わないが、当社の事例がシステム更改などを検討する際の一助になればと思う。

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