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論文詳細

客先常駐型ビジネス構造の中小IT企業における人財育成の実践報告

株式会社トータルオーエーシステムズ
論文要旨

当社はソフトウェア受託開発を主要ビジネスとしている社員数約200名のIT企業である。社員の約85%がお客様先に常駐しており、常駐社員の大多数は1ヶ月に半日程度しか帰社することができない。また、常駐先では外部とのメール交換やWebの閲覧も自由が利かなく、社員間のコミュニケーションは希薄である。
このような環境下での人財育成施策は、社員の拘束時間をできるだけ短くする必要がある。また、社員のモチベーション向上と自律成長を助ける施策が重要である。 以上の背景のもと、階層別研修、全社員対象e-ラーニング、小集団活動などに取り組んできた。また、その成果を検証するために、継続的にスキルレベル調査と従業員満足度調査を行っている。
その調査データでは、最近4年間で、スキルレベル4以上の社員が26%から38%に増加した。また、会社満足度も5段階評価で4,5点評価者が13%から27%に増加した。

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