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なるほど!パソコン研究室

パソコンのホントコ

マウスの裏(うら)はなぜ光っている?

2013/10/16 こうしん

イメージ:パソコンのホントコ

マウスを動かすと、パソコンの画面上にある矢印の形をした「マウスポインター」が動くよね。メニューを選んだり、ボタンをクリックしたりする操作(そうさ)にマウスは欠かせないね。

ところで、マウスをひっくり返して裏側(うらがわ)を見てみると、赤や青に光っているよ。 これは、なんのために光っているんだろう?

実は、光るマウスが広く使われるようになったのは、2000年代に入ってから。 それ以前は、この光っている部分にはボールが入っていたんだよ。 マウスを動かすとボールが回転し、その方向や距離(きょり)を検出(けんしゅつ)することで、マウスポインターの動き方を決めていたんだ。

ところがボール式のマウスは、使っているうちにホコリがつまったり、細かい動きを検出(けんしゅつ)しづらかったりする問題もあったんだよ。

そこで採用(さいよう)されたのが、光を使うマウス。 マウスパッドや机(つくえ)の上に光を当てて表面の模様(もよう)を認識(にんしき)しているんだ。 そして、マウスを動かしたときに、模様(もよう)がどれくらいズレたかを検出(けんしゅつ)して、マウスポインターの動き方を決めるんだよ。光は1秒の間に数百回から数千回も当てているから、ボールを転がすよりも、正確(せいかく)なんだ。

ちなみに、赤い光は赤色LED(発光ダイオード)、青い光は青色LED、その他にも、目に見えない光を使うレーザー方式などがあるよ。 どの光も目には良くないので、じっと見すぎないように注意してね。

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