スーパーコンピュータの「京(けい)」は、ふつうのコンピュータではとても時間がかかるむずかしい科学技術(かがくぎじゅつ)計算を、ものすごく速くやってのけます。では、どれくらい速く?
なんと1秒で1兆の1万倍もの計算ができるのです。
算数の授業で習ったように「万」の上の位が「億」、その上の位が「兆」でしたね。では1兆の上はというと、これが「京(けい)」という位なのです。もうわかりましたか。スーパーコンピュータ「京(けい)」の名前は、1秒に1京(けい)回もの計算ができるすごさを表しているんです。

そのすごさは、こんなたとえでよくわかります。
たとえば1京(けい)回の科学技術(かがくぎじゅつ)計算をする。これをたくさんの人にお願いすることにしましょう。どれくらいかかるでしょうか?
えんぴつとノートで計算するのは大変だから、電卓(でんたく)をつかってもらいましょう。
そうしたら1つの計算を1秒で終えられたそうです。
それでは、たくさんの人に集まってもらい、計算してみることにします。いっそのこと世界じゅうの人たち、70億人にお願いしたとしましょう。思いっきりがんばって、1日24時間休みなしでずっと計算してもらって、1京(けい)回をやり終えるのは?
なんと17日後!
スーパーコンピュータ「京(けい)」は、これをたった1秒で計算してしまうのです。






