マレーシアのボルネオ島では、オランウータンやボルネオゾウが泣いています。
動物たちがすむ熱帯雨林がどんどん消えているのです。このままでは、生きていくことも、仲間をふやすこともできずにぜつめつしてしまいます。
どうしたら熱帯雨林を取りもどすことができるのでしょう?
みんなでいっしょに考えてみましょう。
ご注意
ボルネオ島には、マレーシア、インドネシア、ブルネイの3つの国があります。ここでは、ボルネオ島のマレーシアの部分を「マレーシアのボルネオ島」とよびます。

世界には、3つの大きな熱帯雨林があります。東南アジアのマレーシアのボルネオ島もその1つです。その他にも、西アフリカのコンゴ、南米のアマゾンがあります。
熱帯雨林は、1年を通して暖(あたた)かく、雨の多い地域(ちいき)のことです。高さ50メートル以上の木を中心に、さまざまな動物、鳥、虫、植物がすんでいます。熱帯雨林には地球上の生物の半分以上の種類がすんでいるので、「野生生物の宝庫(ほうこ)」ともよばれています。
熱帯雨林は土の中に雨をたくわえるので、動物や植物はその水を使って生きています。また、熱帯雨林の植物はたくさんの二酸化炭素(にさんかたんそ)をすっているので、地球の温暖化(おんだんか)の防止(ぼうし)にも役立っています。
今、わたしたちがこうしている間にも、2秒間でサッカーコート1面分の熱帯雨林が消えていっています。
マレーシアのボルネオ島では、昔はたくさんあった熱帯雨林が、今では半分ほどになってしまったと言われています。
木材を切り出したり、パーム油の原料のアブラヤシの農園を作ったりして、熱帯雨林をばっさいしているからです。
木材からは家や家具などが作られたり、パーム油からはせんざいやチョコレートなどが作られます。
わたしたちの身のまわりには、熱帯雨林とかかわりの深いものがたくさんあるのです。

