2008年8月2日土曜日、技術への興味や夢を育む子ども向けの夏休みイベント「富士通キッズイベント2008 夢をかたちにするしくみ」を情報オリンピック日本委員会(注1)と共同で開催しました。
昨年に続き2回目となる今回は、 多数の応募の中から抽選で選ばれた約100名の子ども達が富士通川崎工場に集まり、コンピュータのしくみや技術について楽しく学びました。
第1部: 楽しみながらコンピュータのしくみを学ぼう!
子どもたちのグループに、情報オリンピック日本委員会の先生方が加わり、コンピュータの言葉「2進数」や、数を使って画像や字を表す「画像表現」について、遊びやゲームを交えながら学習しました。
(1)コンピュータのことばで遊ぼう!(2進数)
私たちはふだん1~9までの数字を使って数を数えていますが、コンピュータは「0」と「1」だけですべての数を表します。「2進数」と呼ばれるこの数え方は、一体どのようなものなのでしょう?授業では、特製のカードを使ったり、みんなで秘密のメッセージを解読したりして、2進数の考え方を学びました。
不思議な数え方「2進数」について先生が分かりやすく説明
2進数のしくみは分かったかな? 大きなカードを使って数え方にチャレンジ
2進数で作った秘密の暗号をみんなで真剣に解読中
(2)数を使ってお絵描き 1・2・3!(画像表現)
コンピュータは、数を使って文字や画像を表しています。遠くに住むお友達からメールやファックスが受け取れるのも、コンピュータが数を言葉の代わりに使っているからです。コンピュータは、どういうしくみで情報を扱っているのでしょうか?授業では、マス目入りの教材を使って絵を数で表す方法を学ぶとともに、「人間ファックスゲーム」を通して身近にあるコンピュータのひとつ、ファックスのしくみを学びました。
先生の質問に元気よく答えるお友達
「人間ファックスゲーム」で仲間から送られてきた問題に挑戦!
子ども達も先生も、みんな一緒になって答え合わせ
第2部: 富士通の技術を探検しよう!
第1部で学んだ技術のしくみは、実際の製品にどのように活かされているのでしょう?
日本で初めてのコンピュータである「リレー式自動計算機」や、目に見えないかたちで暗号を埋め込める「FPコード」など多くの製品が展示されている「富士通テクノロジーホール」をみんなで見学しました。ふだんは見られない最先端ロボット「HOAP-3」も、今日は特別にお出迎えです。
1人ずつロボットの小さな手とやさしく握手
この「海底ケーブル」は深さ8000メートルに沈んでいると聞いてびっくり
火花を散らしながらガチャガチャ動く「リレー式自動計算機」に「すごい!」の声
修了証
1つ授業が終わるたびに、先生がスタンプを押してくれます。3つ集めれば完成です。
各授業が終わると、スタンプをゲット
「今度はどんなスタンプ?」と興味津々
3つのスタンプが集まった「修了証」
みんなの声
- 「1」と「0」でたくさんの数字が分かることが楽しかった。
- 理科の自由研究にできそうなくらいよかったです。
- 今まで不思議に思っていたことが、とてもよく分かってよかったです。もっとコンピュータのことが知りたくなりました。
- とても楽しかった。知らないお友達が、自分の絵を復元してくれるのがうれしかった。
- ロボットがサッカーボールを蹴ったのがうれしかった。
- リレー式のコンピュータを初めて見ました。ウルトラセブンの司令室そのままです。
- ロボットがかわいかった。声が出せたり、目が見えたりしてビックリした。握手してくれたとき、とても優しくしてくれてうれしかった。
- HOAPくん(ロボット)が印象的でした。光ケーブルもこんなにたくさんあるのだとびっくりです。私たちの生活の身近なところに技術が活かされているのが分かりました。
保護者の声
- 「将来、ロボットを作る人になりたい」といつも言っているので、何かいいキッカケになればと思い、今回のイベントに申し込みました。夢に一歩近づいたのではないでしょうか。
- 親子で体験できるこのようなイベントは、コミュニケーションにもつながり、とてもステキだと思います。今後もぜひ、参加したいと思います。
- 興味を持ってコンピュータを使用していってくれたらいいと思います。しくみをわかって使用するのと分からずに使用するのでは、違うと思うので。
第1回目に参加してくれたお友達
第2回目に参加してくれたお友達
第3回目に参加してくれたお友達
イベントグッズ
イベントに参加したお友達には、こんなかわいらしいオリジナルTシャツとエコバッグが配られました。
イベントのおさらい
イベントで学んだ内容は、「富士通キッズ」のサイトでも勉強できます。
関連リンク
注釈
注1:情報オリンピック日本委員会
高校生以下の生徒が集まってプログラミングの腕を競う「国際情報オリンピック」の日本トーナメント「日本情報オリンピック」を主催。同事業を軸に、数理情報科学に貢献するための諸事業を展開。

