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仮想化は新しいステージへ ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」

オープン化により業務や部門ごとに分散したサーバをデータセンターに集約し、コスト削減をはかることは不可避の経営課題です。仮想化の可能性を拓く大規模ブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー) BX900」は、クラウドコンピューティングも視野に、データセンターで活用するための機能を大幅に強化。仮想化集約のキーとなる高集積率、メモリの大容量化、低価格化とともに省電力化も徹底追求しています。

また、サーバ運用管理ミドルウェア「ServerView Resource Coordinator(サーバビュー リソース コーディネーター) VE V2」により物理環境と仮想環境の一元管理と運用の統一性も実現できます。


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データセンターへの集約化の鍵は仮想化技術とブレードサーバ

前述の仮想化の進歩と広がりで述べたように、仮想化の本格展開により全体最適にむけてこれからはデータセンターへの集約化が重要なテーマとなります。繰り返しになりますが、オープン化により業務や部門ごとに分散したサーバを集約しコスト削減をはかることが不可避の経営課題となっている背景もそうした流れを加速しています。

データセンターへの集約化の鍵となるのが、仮想化技術とブレードサーバの活用です。仮想化とブレードサーバを組み合わせることにより、コストを抑制しつつ、変化に迅速かつ柔軟に対応できるITインフラを実現できます。

これからのITインフラに求められる要件

コスト削減はITインフラを考えるうえで大前提となるものです。そのためには集約率はとても重要です。また、仮想化によるサーバ集約で複雑化する運用管理のシンプル化はもとより、事業の継続性やグリーンITも欠かせません。
これからのITインフラに求められる要件は、集約性、運用性、グリーン化と、大きく3つのポイントにまとめることができます。

この3つのポイントを高いレベルで満たすのが、大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」です。最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5500番台を採用、仮想化集約のキーとなる高集積率、メモリの大容量化、低価格化を実現。クラウドコンピューティングも視野に、仮想化とデータセンター機能を大幅に強化し、地球温暖化対策に貢献する省電力化も徹底追求しています。
では、3つのポイントを具体的にご紹介します。

1. 集約性(高密度、大容量)

集約率はコスト削減に直結する要素です。「PRIMERGY BX900」ではブレード型ユニットを10U(45cm)の高さに18枚搭載、業界最高クラスの高密度実装を実現しています。「PRIMERGY RX200(2004年モデル)」の1Uサーバ230台を1台のブレード(10U)に集約でき、設置スペースで96%削減の省スペース化を達成(注1)。これは、従来、約17ラックを要したスペースが1シャーシにおさまってしまうイメージです。

また、メモリ容量は最大72GB/サーバ、LANポートは業界最高クラスの最大12ポート/サーバなど、多数の仮想サーバを収用可能な余裕のスペックです。さらに、各サーバ間の通信経路であるミッドプレーンは、業界最高レベル6.4テラbps(注2)の総スループットを実現し、10ギガbps(注3) Ethernetスイッチを内蔵すると共に、40ギガbps Ethernetにも対応できるなど次代を見据えた先端技術も採用しています。

2. 運用性(見える化、シンプル化、自動化)

仮想化によるサーバ集約で最も気になる課題の1つが運用管理の複雑化です。物理サーバ、仮想サーバはもとより、仮想スイッチ、物理スイッチ、仮想ネットワーク、物理ネットワーク、仮想ストレージ、物理ストレージなどの各つながりを把握することはこれまで困難でした。また、負荷に合わせてリソースの割り当てが動的におこなわれるため、最新システム状況が把握できないのが現状です。

サーバ運用管理ミドルウェア「ServerView Resource Coordinator VE V2」は、物理環境、仮想環境を意識することなく、サーバ、ストレージ、ネットワークの最新状況を見える化できます。トラブル発生時にも物理、仮想の影響範囲を特定でき、迅速な対応を可能にします。また、設定確認や構成変更の際も有効です。

現状を把握することにより、サーバリソースの最適化、最適な自動化を可能にし、物理/仮想サーバの一元管理による運用の統一性や、異なる仮想ソフトの混在環境の統合管理も実現できます。

3.グリーン化(効率的な運用、電力・CO2削減)

データセンター集約では、地球温暖化対策や電力料削減の観点から省電力化も重要なポイントになります。「PRIMERGY BX900」ではきめ細かなファン回転制御をおこない、電源ユニットの電力損失を低減することで、当社ラック比で電力・CO2排出の40%削減を達成しました(注4)。また、データセンター電力消費全体の40%を占めるといわれる空調設備への負荷を軽減するべく、冷却効率を徹底追及したエアーフロー設計などにより低風量・低風速を両立するなど、さまざまな工夫と技術を駆使しています。

今後、富士通の仮想化ソリューションでは大きく2つのポイントを重視しています。1つは仮想化の第3世代と位置付けたダイナミックデータセンター内で活躍する製品の開発です。そして、もう1つが仮想化における運用管理のさらなる強化です。運用管理の強化では自動化が重要なキーワードになります。

仮想化は、コストパフォーマンス、負荷状況に合わせた自動的かつ動的な対応、ビジネスのスピードアップなどの面でクラウドコンピューティングを支える技術の1つです。富士通はこれからもお客様の声に耳を傾け、先進的かつ実践的な仮想化ソリューションのご提供を通じ、お客様企業の現在と将来にわたる経営課題の解決と継続的成長に貢献してまいります。

注記

(注1)試算根拠: SPECjbb2005換算で同等性能、VMオーバヘッドを15%見込む。試算結果: 仮想サーバ(13/ブレード)、メモリ(5.6GB/仮想サーバ)、LAN帯域(3.4ギガbps/仮想サーバ)
(注2)テラbpsとは :
テラビット毎秒、テラビーピーエス。データ転送レートを表す単位で、1秒間に何兆ビットのデータを送れるかを表す。8ビットで1バイトであることから、1テラbpsは125ギガbytes/s(ギガバイト/秒)、1ギガbpsの1,000倍に相当する容量となる。
(注3)ギガbpsとは :
ギガビット毎秒、ギガビーピーエス。データ転送レートを表す単位で、1秒間に何十億ビットのデータを送れるかを表す。8ビットで1バイトであることから、1ギガbpsは125メガbytes/s(メガバイト/秒)に相当。1テラbpsは1ギガbpsの1,000倍に相当する容量となる。
(注4)2006年6月~販売モデルRX200 S3比較(同等構成比)

[2009年7月1日 公開]

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