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リーダーのための脳内整理術

ステップ4 納得と共感を生み出す「ファシリテーション」

ステップ4-2 : 「リーダーのおもい」を「カタチ」にするために役立つアイテム

先ほどご紹介した「ファシリテーション」以外にも「リーダーのおもい」をカタチにし、成果へとつなげるために役立つ方法や手法をいくつか紹介します。

まずは、心の知能指数を主とした経営やリーダーシップの在りかたを説いた「EQマネジメント・EQ経営・EQリーダーシップ」。これは、理性や頭を中心にした知能指数「IQ(Intelligent Quotient)」という視点から、心の知能指数「EQ(Emotional Intelligence Quotient))に主眼をおいた考え方です。求められるリーダーシップの基準・原理そのものが変わってきている現在において、まずはこの説を押さえておきたいものです。この分野のパイオニアであるEQジャパン社が提供するプログラムなどを活用するのもよいでしょう。

学問・哲学的な観点からは、世界で初めて「感性」を哲学の原理とし、体系化した哲学者の芳村思風氏(思風庵哲学研究所所長)が提唱する「感性論哲学」があります。これは、「感性」を根本原理とした宇宙観・生命観・人間観を展開している21世紀の哲学と言えます。

また、CS(顧客満足)経営のガイドラインとも言われている「日本経営品質賞」基準についてもあらためて確認されることをお勧めします。
さらに、リーダーシップの一つの条件として欠かせないと言われている「コーチング」も、広く普及し始めており、細分化・専門化しています。自社の状況に合わせて取り入れていくといいでしょう。

上記の考え方をふまえた上で、コンピュータ技術とインターネット通信技術を融合したIT(インフォメーション・テクノロジー)やICTインフォメーション・コミュニケーション・テクノロジー)技術などを経営に活用していくと良いでしょう。

ステップ4-3 : 「学ぶ組織」づくりこそ、会社を成長させる

「リーダーのための脳内整理術」では、「リーダーのおもい」を「カタチ」にするために、実践的に使える考え方と手法を中心にお話しました。さらには、これを仕組み・仕掛けとして組織に組み込み、DNA化(= 社風・企業文化づくり)していく会社づくりが望まれます。

それは、理念をベースにした「学ぶ組織」づくりであり、その中核となるのは社員を中心とした「人財人事システム」と言えます。新しい目標管理システム、理念と連動した本当の評価に基づく新しい賃金制度、新しい社員教育学習制度などを組み込んだ、より進化した経営の体系が求められています。歴史的大変化の中で個人も組織も、仕事や事業を通しての「気づき・学び」によって成長し(成長感)、人の道(使命感)を歩みながら社会貢献とお客様満足を満たした利益創造を行い(貢献感)、その永続を図っていくことが求められているのです。

「リーダーのよきおもい」が、あなたの会社を起点に「良きおこない」として取引先・お客様、社会へと広がり、「よき時代づくり」につながっていきますように・・・。

[2008年5月29日 公開]

著者プロフィール

山本 英夫(やまもと ひでお)
株式会社エディックス
代表取締役
1955年静岡県藤枝市生まれ。
早稲田大学第一文学部社会学専攻卒。建通新聞社(株)入社。
その後、デザイン事務所・イベント会社等を経て、昭和58年株式会社エディックス設立。
現在はビジネスコンサルタントとして、「カードでわかる経営の基本・カードで進める経営の基本プログラム」「経営理念の構築及びその展開指導支援」「現場で使える実践メモ研修」の3大アイテムで全国展開を進めている。 哲学者・芳村思風を師事し、「山本英夫の感性経営」、「○△□のカンタン経営」を確立し、それらをベースにした経営指導支援・社員教育を行っている。 コアコンピタンスは、コンセプチャルスキルとしての作文能力、図式図解能力、ファシリテーション・グラフィック能力、マンガ作成能力。
http://www.edics.co.jp/

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