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ステップ3 「見える化」したものに磨きをかけ、プレゼンを通して「おもい」を共有化
第1回で「3つのおもい(思い・想い・念い)」と「気づき・ひらめき」、第2回では「かくかくメモ&3大メモ法(4色ボールペンメモ・FEIT-Z法、8点メモ、放射状メモ)」と進め、「リーダーのおもい」が目に見えるようになったのではないでしょうか。ここからさらに磨きをかけ、部下のみなさんと「おもい」を共有化するステップに入っていきます。
ステップ3-1 : 「見える化」したものを「思考」で点検。さらに広げ、磨き上げる
「リーダーのおもい」をかき出すことで、目に見えるようになりましたね。「見える化」したものは、容易に確認・点検ができますので、さらなる加工を施すことが可能です。その、加工し磨き上げる過程が、「思考プロセス」です。
基本的な思考のプロセスは、情報やアイデアを《集める - 分ける - 比べる - 組み合わせる - 選ぶ》という5つの工程から成り立っています。まずは現場情報、読書情報、インターネット情報、アイデア出し等すべてを「集める」という作業から始めます。そして、それらの情報を分けたり、比べたり、組み合わせたり、選んだりして、考えを点検し、磨き上げていくというプロセスをたどるのです。
では、物事をどのように考えればよいのか? 思考する際の視点をまとめたのが「山本英夫の8大思考法」です。1.プラス思考、2.システム思考、3.お役立ち思考、4.主観客観思考、5.立場役割思考、6.両面多角度思考、7.プロセス・ステップ思考、8.図形図式思考という8つの視点から物事を捉えることで、思考をより深く掘り下げることが可能となります。

よりよいアイデアはプラスに考えるところからしか生まれてきません(プラス思考)。さらに、システム的に見たり、システム的に考えることで、アイデアにより精度が出てきます(システム思考)。その上で、お客様や関係者のお役に立てるようにという「おもい」を注ぎ込んでいくことで価値創造につながっていきます(お役立ち思考)。
また、主観的なことと客観的なことを分けて考えることでアイデアの整理整頓が進みますし(主観客観思考)、立場役割を明確にすることで、方向性や内容が明らかになってきます(立場役割思考)。そして、どんなことにも両面があるという視点から反対面・対称面の確認をしたり、球面的な視点を持ち多角度から見てみるようにします(両面多角度思考)。さらに、それらの内容を経過や過程でみたり、段階的にみることで全体の流れやストーリーを組み立ててくことができます(プロセス・ステップ思考)。
加えて、アイデアの構造やカタチ、流れや関係性を確認する際には図形図式にしてみることが大変有効です(図形図式思考)。

また、思考プロセスを進める際には、「思考の手順」についても確認しながら進めるとよいでしょう。
【思考の手順】
- 以前はどうなっていた(歴史・経緯・過去)
- 現在はどうなっている(現状・現在)
- 将来はどうなる(未来)
- どちらに向かう(行動・方向)
- 今からどうする(行動・手段)
- ステップ1 脳内整理の基本は、「おもい」の正しい理解と「メモ」の再認識
- ステップ2 「かき出し」、まとめて「見える化」する!
- ステップ3 「見える化」したものに磨きをかけ、プレゼンを通して「おもい」を共有化
- ステップ4 納得と共感を生み出す「ファシリテーション」
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