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ステップ2 「かき出し」、まとめて「見える化」する!
ベスト2は、「8点メモ」です。紙とペンさえあれば、どこでもいつでもできます。「かくかくメモ」の「書くメモ」の代表選手です。
【8点メモのステップ】
- 紙に横長の長方形を描き、9分割する。
- 9分割した真ん中のマスの中に濃くふちどりする。
- 真ん中のマスにテーマを書き込む。テーマの前には黒丸●を付けて目立つようにする。
- 左上のマスからかき始める。
- マスの左上にはチェックボックスの□を書き込み、テーマを囲む8つのマスに書き込んでいく。
- できれば、8マス全部に書き込むようにする。
カンタンなメモ法ですが、ブレーンストーミングや改善案の書き出し、手順書の作成などに威力を発揮します。真ん中にテーマを書き出したり、テーマを絶えず意識してアイデアを出したり、考えを進めていくことができる点と、8点全部書き出すと「ヤッター!埋めた」というささやかな達成感を味わうことができる点が優れています。

ベスト3は、「放射状メモ」です。「かくかくメモ」の「描くメモ」の基本です。これを頻繁にやっていると、チャート作成・図式図解・マインドマッピングなどの上達に役立ちます。
【放射状メモのステップ】
- 紙の中ほどにテーマを書き、それを○や□や△で囲む。
(この「囲み」がポイント) - そのテーマの回りに思いつくまま、単語・単文を書き出す。
(これらをサブテーマと言う。それらについても、○△□等で囲む) - テーマと、回りの項目の「サブテーマ」を線や矢印でつなぐ。
- 「サブテーマ」の周りで思いつくものがあったらその回りに書き出していき、○△□等で囲む。
こうして、放射状にアイデアや思いつきを描き出していくメモの取り方です。この「放射状メモ」は、マインドマッピングの手前にあるウォーミングアップと考えてもいいでしょう。
とにかく、図形図式的に手を馴らしていくこと。基本は、自分の「おもい」を何らかのカタチで留めておくこと。とりあえずは自分がわかればいいのです。それを思い出せれば、それから細かく、具体的に詰めていくことは後からできるからです。
図式図形のメモの基本は、○△□です。これで、人でも、風景でも、車でも何でも下手でもいいから、描いてみること。それを線や矢印でつないだり、線を太くしたり、色をつけたりして、展開していくのです。子供のころの「落書き」「お絵かき」感覚で、正しい答えとか、上手さなど関係なく、ただ「おもい」を描き出し、描きまくることで、眠っている感性やハイタッチ感覚を呼び覚ますことができるのです。

「かき出し」、まとめ、「見える化」するための基本をご紹介した第2ステップは、いかがでしたか?あなたに合った考え方やピンと来る方法があれば、ぜひそこから始めてみてください。会議の時、研修の時、商談の時も、とにかく手を動かしましょう。
強く、熱い「おもい」を抱きながら現場に身を置くなかで、ある時はほとばしり出るように、またある時は湧くようにして出てくる「気づき」や「ひらめき」を、「かくかくメモ」で留めておくことができます。
第3ステップでは、このメモに磨きをかけ、共有化するためのノウハウをご紹介していきます。
著者プロフィール
山本 英夫(やまもと ひでお)
株式会社エディックス
代表取締役- 1955年静岡県藤枝市生まれ。
早稲田大学第一文学部社会学専攻卒。建通新聞社(株)入社。
その後、デザイン事務所・イベント会社等を経て、昭和58年株式会社エディックス設立。
現在はビジネスコンサルタントとして、「カードでわかる経営の基本・カードで進める経営の基本プログラム」「経営理念の構築及びその展開指導支援」「現場で使える実践メモ研修」の3大アイテムで全国展開を進めている。 哲学者・芳村思風を師事し、「山本英夫の感性経営」、「○△□のカンタン経営」を確立し、それらをベースにした経営指導支援・社員教育を行っている。 コアコンピタンスは、コンセプチャルスキルとしての作文能力、図式図解能力、ファシリテーション・グラフィック能力、マンガ作成能力。
http://www.edics.co.jp/
[2008年3月27日 掲載]
- ステップ1 脳内整理の基本は、「おもい」の正しい理解と「メモ」の再認識
- ステップ2 「かき出し」、まとめて「見える化」する!
- ステップ3 「見える化」したものに磨きをかけ、プレゼンを通して「おもい」を共有化
- ステップ4 納得と共感を生み出す「ファシリテーション」
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