フィールド・イノベーション
フィールド・イノベーションとは、ビジネスや生活の様々な活動領域(=フィールド)の構成要素である人とプロセスとITを「見える」化することよって、改善の様々なアイデアを引き出し、改善を続けて行く考え方です。改善のためには、問題があるのはITなのか、業務プロセス(工程)なのか、人の役割やスキルなのかが見えなければ改善が進みません。そんな中で、ITの機能の改善だけ考えても本当の問題解決は難しく、どのようなITの機能が必要なのかも明確になりません。むしろ、業務プロセスを改善し、人の役割、スキルを改善して、それをもっと良くするためにどういう機能がITに必要なのかを考える方が、アプローチとしては、分かりやすいですし、ITもシンプルで役にたつものになります。
そして、その改善を継続的に進めることで改革(=イノベーション)を起こしていこう、という考え方です。
このフィールド・イノベーションを進めていくためには、業務プロセスや人の役割やITの「見える化」をする手法や技術が必要になります。例えば、人の役割や行動を「見える化」するためのフィールド・ワーク分析手法や、業務プロセスを「見える化」するための、プロセス記述ツールなどが必要になります。もちろんITやデータの「見える化」も必要です。
そして、一番の主役は、「見える化」した結果を見て、改善のための知恵やアイデアを出す人です。現状を明らかにすることで初めて皆で知恵を出し合い、課題を改善していくことが可能になります。そういうアプローチをとることで、ITの価値をもっと高めることが出来ると考えています。
このように富士通では「人」「プロセス」「IT」、この3つを見据えて改善し続けることが、本当のイノベーションを起こす重要なポイントであると考えました。現在では「フィールド・イノベーション」は富士通のビジネスコンセプトになっています。
2007年10月より富士通ではお客様と業務目線で語り課題解決できる「フィールド・イノベータ」の育成を始めており、今後はITソリューションからビジネス・ソリューションのご提案をすることができる人材を育成してまいります。

2007年9月10日 公開
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