お客様のビジネス現場を革新する「ユビキタスソリューション」

社内でも、社外でも、家庭でも、どこの場所でも、それぞれに適した端末を用いて、ベストなネットワークを選び、最適なサービスを使いこなせる。そうした時代に向けた富士通のユビキタスソリューションの取り組みをご紹介します。
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「端末」「ネットワーク」「サービス」が高度化
1990年代末から、情報通信技術の発展や携帯電話の普及などにより、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも、ICT(注1)を利用できる」という意味で、ユビキタスという言葉が盛んに使われるようになりました。
当時は、それまで社内で使われていたパソコンに代わって、ノートパソコンや携帯電話をはじめとした、社外に持ち運びができる携帯用の情報端末を用い、移動先やお客様先など、場所にとらわれることなく、社内のネットワークにつなげ、社内システムにアクセスすることで営業活動の強化や業務の効率化をはかるということが、大きな主眼となっていました。
しかし、そこには端末にしろ、ネットワークにしろ、多くの制約があり、真のユビキタスと呼べるものではありませんでした。
いま、この状況に大きな変化が現れています。トリガーとなっているのが、「端末」「ネットワーク」「サービス」の高度化です。利用者は、どこからでも用途に適した最適な端末からさまざまなサービスが自由に受けられるようになってきたのです。

さまざまな端末でアクセスが可能に
「端末の高度化」では携帯電話の大きな進化がまずあげられます。高速なデータ通信を実現した第3世代から、第3.5世代と言われる「HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)」。
さらには、無線LANやBluetooth®など、さまざまな無線通信技術を搭載した携帯電話が生まれ、本格的な高速・大容量のデータ通信サービスの利用が可能になりました。
また、最近では、固定通信と移動通信を融合したFMC(Fixed Mobile Convergence)(注2)端末も実用化されています。これは、1台の端末を使って、屋内では固定通信網経由で、屋外では移動通信網経由で通話ができるというもので、利用者は両者を意識することなく、より利便性の高い、安価なサービスを受けることができます。
そのほかにも、スマートフォンやウルトラモバイルPC、電子ペーパー(注3)などあらゆる形態の端末が開発され、用途により自由に端末を選んでサービスにアクセスすることが可能になってきました。
NGNやWiMAX(ワイマックス)など、進化するネットワーク
「ネットワークの高度化」では、2008年3月から、NTT東日本様・NTT西日本様にて、東京・大阪の一部でNGN(Next Generation Network)の商用サービスが開始されました。
NGNは、従来の電話網がもつ信頼性・安定性を確保しながら、IPネットワークの柔軟性・経済性を備えた、次世代の情報通信ネットワークです。既存のインターネットのように不特定多数がネットワークを共通利用するのではなく、高画質TV会議、高音質IP電話、IPTVなど、必要な人が必要なコンテンツを安定して利用できるものとして期待されています。
また、UQコミュニケーションズ株式会社様では、最大40Mbps接続のモバイルWiMAXを2009年に、株式会社ウィルコム様では、次世代PHSを「WILLCOM CORE」と名付け2009年のサービス開始に向けて取り組んでいます。WiMAXでは、既存無線LANのエリアが100m程度だったのに対し、数十kmと屋外の広いエリアでの高速通信ハンドオーバーに対応し、移動体データ通信の高速化、多様化が期待されています。

高度化するネットワークを意識させない「FENICS II」
端末やネットワークが多様化、高度化するなかで、端末やNGN、3G、WiMAXなどの多様なネットワークを意識することなく、多彩なサービスを実現する「サービスの高度化」も進んでいます。
富士通では、ITインフラからネットワークサービス、ユビキタス端末の全てを、お客様のビジネス拡大のために、ワンストップで提供できる世界で唯一のITベンダーとして、「Network as a Service」の実現を目指しています。その基盤となるのが、マルチキャリアネットワークサービス「FENICS II(フェニックスツー)」です。
「FENICS II」を利用することで、いつでも、どこでも、あらゆる端末から、ネットワーク接続を意識することなく、シームレスな通信環境を通してサービスを利用することが可能になります。
注記
- (注1)ICTとは :
- Information and Communication Technology。
情報や通信に関する一般技術の総称。ITよりもユビキタス社会にあった表現として用いられている。 - (注2)FMCとは :
- Fixed Mobile Convergence。
1台の端末を使って、屋内では固定通信網経由で、屋外では移動通信網経由で通話ができ、利用者はより利便性の高い、安価なサービスを受けることができる。 - (注3)電子ペーパーとは :
- 富士通グループでは、大画面で薄さ12mm、320gの軽さ(A5タイプ)、最大50時間連続使用可能な携帯情報端末「FLEPia(フレッピア)」を製品化している。
[2008年9月1日 公開]
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