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クラウドコンピューティング/SaaSのニーズ

ICTの利活用が進むなか、今、新たな潮流としてSaaSに代表されるようにクラウドコンピューティングが注目を集めています。まず、クラウドコンピューティングとは何なのか。なぜ、クラウドコンピューティングやSaaSでのサービスが求められているのかを見ていきましょう。


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ICT活用による維持管理の負担

企業内の業務効率化から、企業グループ間での情報共有へ。そして、Web2.0に代表されるように個人と個人を結ぶための活用へ。ICT(注1)は今や企業経営を支える重要な基盤となっており、さらに、社会インフラへも適用が広がっています。

企業のなかでICTの重要性が増し、ビジネスの発展に欠かせないものになるなかで、過去から現在までICTは、肥大化・複雑化し、維持管理に大きな負荷がかかるようになると同時に経済、環境、社会などの急激な変化に、柔軟に対応することができなくなっています。

これらの課題を解決する方法として、クラウドコンピューティングが注目されています。

クラウドコンピューティングとは

クラウドコンピューティングとは、クラウド=雲(インターネット)の向こう側に存在するICTリソースを、ネットワーク経由でサービスとして利用するというICTの利用形態です。

利用するリソースは、サーバやストレージをはじめ、ネットワーク、ミドルウェア、業務アプリケーションなど、ICTのすべてが含まれます。ユーザーは、いつでもどこでもWebブラウザを搭載した端末さえあれば、インターネットを経由し、必要な機能を必要なときに必要なだけ使うことができます。

システム構築や運用管理の手間がかからず、料金は利用したサービスの量に応じて支払うだけ。ビジネスの成長に合わせ、コンピュータパワーをスケールアップすることもできます。まさに、所有による運用リスクやセキュリティリスク、新テクノロジー対応へのリスクを気にすることなく、雲の向こうにある膨大な最新のICT資産を利用することができるようになるのです。

企業に求められるクラウドサービスのご提供を開始

クラウドコンピューティングの考えに基づき、ソフトウェアの機能をインターネット経由で提供するSaaS(Software as a Service)をはじめ、プラットフォームや開発環境を提供するPaaS(Platform as a Service)、システムを構築・稼働させるための基盤そのものを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)など、さまざまなサービスも生まれています。

ただし、これらのサービスは、新しいサービスということもあり、まだ十分なものではなく、セキュリティなどの課題が指摘されています。

富士通では、クラウドコンピューティングには、安心安全を確保し、可用性・柔軟性があり、グリーン化にも対応することが重要であると考えています。そこで、これまで培ってきたICTインフラの構築・運用ノウハウなどから、これらを実装し、企業内を含んだ新たなシステム形態に柔軟に対応するクラウドサービスのご提供を開始しました。

注記

(注1)ICTとは :
Information and Communication Technologyの略。情報通信技術。情報や通信に関する技術の総称で、ITに替わる表現。

富士通のクラウドへの取り組み

[2009年5月1日 公開]

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