《連載第3弾 あまり見かけないけど、こんな機能があったんだ》
第2回 まず、この表を概観してみよう
さて、今回から本題です。
まず、下の【図1】「顧客名簿」を概観してみましょう。たかが、「名簿」です。
しかし前回「いろいろと仕掛けを・・・」とお約束しておきました通りです。まずは、その内容に軽く触れておきます。

項目は、「No.」から「住所」まで、13項目。見てのとおりの内容です。
黄色のところが、入力項目。他のところは、何らかの数式が入っており、キーボードからの直接入力は、できないようにしてあります。
| B列(No.) | 1からの連続番号が振られています。(先頭の"1"だけが、入力項目です。) もちろん、22行目以降にも、同じ数式が入力されています。 「ああ、IF関数を使うんだな」と思われた方。正解です。 |
| C列(重複) | "TRUE"(真)または、"FALSE"(疑)と表示されています。名簿を作成しているとよくあることですが、データが重複してしまうこと。 この表では、氏名と生年月日がまったく同一であれば、"FALSE"と表示し、かつ、その行全体をグレーにするようにしました。11行(No.3)と19行目(No.11)が、重複しているのがおわかりいただけますか? 併せて、22行目(まだ、入力の途中)と13行目を見比べてみてください。木下 守さんです。 氏名には、同姓同名がいますが、この時点では、まだ生年月日がまだ入力されていないので、"TRUE"(重複ではない)と判断しています。 さらに、行が追加されても、うまくチェックがかかるように細工をしてみました。 |
| D列(氏名) | E列(氏)、F列(名)が、入力されると、自動的に「氏名」欄が表示されるようにしてあります。 |
| E、F列(氏)(名) | 入力項目です。ただし、フリガナを表示してみました。 |
| G列(フリガナ) | E列(氏)、F列(名)が、入力されると、自動的に「フリガナ」欄が表示されるようにしてあります。 |
| H列(性別) | 入力項目ですが、 男、女以外入力できないように仕掛けがしてあります。 |
| J、K、L列 | 自動的に表示されるようにしてあります。(K列は、星座を表示するために必要な列です) |
| M、N列 | 入力項目です。ただし、血液型は、A、B、AB、Oしか入力できません。 |
以上の情報で、これと同じ表が作成できた方。かなりのエクセル通です。
ちなみに、22行目以下も、同じ数式あるいは書式が埋め込まれていますので、お忘れなきように。
連載の前半は、下図の表、「顧客名簿」を題材にして、「知っていれば便利」な関数を中心として、紹介をしていこうと思います。
第3回から、順次謎解き(-?-)をしていきますが、それまでの間、ぜひ「自力で何とか・・・」にトライしてみてください。なお、今回のシリーズでは、表の色(パターン)や罫線などの直接的な表の飾り付けには触れないつもりです。(条件付書式や表示形式は覗く)。いかに見やすくするかについては、皆さんでいろいろ研究してみてください。
まったく余談ですが、住所の地名は、実在しません。(なくなってしまった旧地名です)
経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2003年12月 掲載]
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