Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

《連載第2弾 少しだけ、マクロを"カジって"みよう》
開始にあたって

EXCELの機能を大きく分けると、ひとつは、前回までの連載にあったような、「表計算を便利に、手早く行う」という側面。もうひとつは、『マクロ』という、いわゆるいくつかの手順をEXCELに覚えさせ、自動的に行わせるための機能。この二つに大別されると考えてよいと思います。
前者だけでも、とても多くの効果を期待することができます。

この表計算の機能は、元はといえば、集計表用紙と鉛筆と電卓(と消しゴム)のイメージで、計算を行う人にとっては、比較的馴染みやすいのに比べ、後者は、どちらかと言えばプログラマーの世界。
「チョッと、とっつきにくいな」。あるいは、「"マクロ"だか"マグロ"だか知らんが、どうせ"かじる"なら、マグロに限る。」
てなことで、どうしても実務担当の方々は、二の足を踏んでしまいがちではないでしょうか?

前回のシリーズでは、『EXCELを仕事で生かす上で、「こんなことが簡単に」』をキーワードに進めて参りましたが、シリーズ第2弾では、少しだけ「マクロ」に挑戦してみたいと思います。

もちろん、EXCELのマクロは、ひとつのアプリケーションソフトウェアを構築する程の機能を備えています。
しかし、今回の連載では、「VBA」(・・・EXCELを自動的に動かすための言語--EXCELに命令するための言葉--)のプロになろうなどという意識は毛頭ありません。
また、限られた紙面で、そんなに沢山のことができるとも思っていません。 (その意味では、どこまで皆さんを食わず嫌いにさせずに、最後まで読み進めていただけるかが、筆者の挑戦でもあると思ってください)

要は、少しでも、「仕事のスピードを上げられるか?」、「仕事に生かすことができるか」が、キーワードです。
また、前シリーズの最終回に書かせていただいたとおり、「習うより、慣れろ」です。その視点で、お付き合いください。

≪余談:マクロを"かじる"ことの効用≫ プログラマーというと、ITのプロのように見えるかもしれません。しかし、実のところは、「こんなことをやっているのか」。という程度に、少しだけプログラマーの心を理解することにつながることと思います。「彼らは何だか難しい顔をして、とても難しいことをやっているのかと思っていたが、それ程たいしたことでもないんだな」と、感じていただけたら、筆者は大満足です。

さて、余談はともかく、今シリーズも12回連載で、進めていきたいと思っています。
題材は、前シリーズ同様【図1】の見込客進捗管理表でスタートします。
『"マクロ"って、何?』
に対して、少しでも答えに近づければと考えています。ご期待ください。

経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2003年7月10日 掲載]

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