《連載第1弾》
シマシマのシートで、表を見やすくする小技(コワザ)~条件付書式~
さて、前回ご覧いただいた、シート(見込み客進捗管理表【図1】)をまず確認ください。
今のところ、このシートは、一目で見渡せる範囲ですが、これが大きくなった時、特に、横長になったとき、結構みづらいものですよね。 ちょっとしたことで、シートを見やすくすることができます。
この「見やすく」という要件は、特に第三者にシートを見せる時に、誤読を防ぐことにつながります。せっかく良い情報を提供したのに、読み誤ったばかりに、正しい判断をし損ねていたのでは、何のための作業やらわからなくなります。また、この例では、大切な見込み客に対する対応を誤り、失注につながりかねません。
そこで、行を読み違えないために、簡単に【図1】を【図2】に変える「コワザ」を紹介します。

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もちろん、皆さんご存知の「セルの書式設定」-「パターン」、で一行一行色をつけてもいいのですが、それでは、「並べ替え」などをしたときにまったく意味がなくなってしまいます。
そこで、「条件付書式」というのが、便利なのです。
この機能は、各セルの内容を判断して、勝手に書式を変えてくれるという優れものです。見易さを考えた時、とても便利な機能です。
まずは、
書式を指定したい範囲(この例ではA3、J15)マウスドラッグで選択して、[書式メニュー]-[条件付き書式]を選びます。【図3】
【図4】条件指定画面が現れます。ここで、条件1を指定します。
この例では、まず、プルダウンで、「数式が」を選択します。
条件式を以下のように入力します。
= MOD (ROW( ) , 2 ) = 0
あとは、書式ボタンをクリックして、条件に合致したら、こんな書式にというのを指定します。(この例では、パターンを薄い黄色にしました。)
最後にOKボタンを押す。
いかがですか、【図2】の状態になりましたか?
こで、上の条件式について解説しておきます。あまり見慣れない関数ですので。
=ROW( )
どこかのセルにこの式を入力してみてください。そこの行数が入ります。
参考までに、列は、=COLUMN()
=MOD ( x , y )
xをyで割った時の余りを求める関数です。したがって、
= MOD ( ROW( ) , 2 ) = 0
は、その“セルの行”を“2”で割った余りが“0”か?と聞いている式です。(偶数行か奇数行かの判定です。)
この例では、=0すなわち余りが0偶数行)ならば、黄色に塗れ、ということになります。
いかがでしょうか。

たとえば、この例では、「見込みランク A」を青、「B」を黄色にとか、1千万円以上の案件を「太字」にするとか。 面白い機能だと思ったら、是非、いろいろと試してみてください。
経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2003年1月15日 掲載]
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