Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

《連載第1弾》
連載開始にあたって

1970年代中頃(?)のことだったと思います。パソコン(当時はマイコン?)というものが世の中にボチボチ出始め、仕事にも使われ始めた頃。 「ビジカルク」とか「スーパーカルク」といった、いわゆる表計算ソフトが次々と登場してきました。 そのときは「SUM関数」に出会っただけで、大変な感動を覚えたものでした。何しろ、たかが月次の部門予算編成程度のことで、鉛筆、電卓(筆者は残念ながらソロバンは使えなかった)が、大活躍。

そして、もう一つ大活躍していたのが「消しゴム」。電卓をたたくたびに縦横の合計が合わない。1ヶ所数字を変えたら、また全部計算し直し。そんなころに、「縦横の集計を勝手にやってくれるなんて・・・」というだけで感激をしたものです。
何しろ、大変な効率アップでした。二度と電卓と集計表用紙に戻るものかと思ったものです。それに比べ、最近は仕事で消しゴムを使う人をついぞ見かけなくなりましたね。

さて、そんな感傷に浸っているほど世の中の変化はノンビリしていられなくなって、表計算ソフトウェアの進化も来るところまで来たようです。
今回取り上げようとしている、EXCELもその代表作。だたの表計算に止まらず、そこそこのデータベース処理やマクロを使ったアプリケーション作成にまで迫っています。これを仕事に生かさない手はありません。

しかし、恐らく初めて使う方々にとっては、「なんだこのアイコンの数は・・・」というのが正直な感想ではないでしょうか。
かく言う筆者もEXCELに始めて出会ったときは、それまでの手が覚えていた「/」xxというような動きで十分スピーディーに使えるのに、「なんでマウスでこんな小さなアイコンを・・ ・」と、怒りまで覚えそうだったものです。何しろありあまる機能の山といった感じでした。 (多分、すべての機能や関数を一度でもいいから全部確認したなんていう人は、存在しないのではないでしょうか)

今回のシリーズでは、そのEXCELが抱える山ほどの機能のうち、仕事に生かす上で、「こんなことが簡単に」をキーワードに話を進めてみたいと考えています。
身近な題材として、各営業担当者の商談の進捗をまとめて、売上げの見込みや次の一手を検討するために都度作成した、見込み客進捗管理表【図1】 を使って、ビジネス活用を考えてみたいと思います。

全12回連載を想定していますが、最初にご覧いただいたこの表が、どのようにさま変わりするかご期待ください。

【図1】前回の最終形です

経営コンサルタント 谷田貝 敏紀
[2003年1月8日 掲載]

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