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富士通のグリーンITを支える
先進環境技術
環境省が2008年1月に発表した「環境にやさしい企業行動調査」の2006年度結果(注)によると、調査対象企業のうち回答のあった企業の8割以上が、環境への取り組みと企業活動のあり方を「企業の社会的責任の一つである」と考えています。地球温暖化、環境汚染、資源枯渇、廃棄物----環境問題に対する関心が高まり、法規制も厳しくなっている中、富士通では、環境対策に取り組むお客様のビジネスに貢献する製品・サービスの強化に努めています。今回は、環境価値の高い富士通の製品・サービスを支える先進環境技術をご紹介します。
注)環境省: 「環境にやさしい企業行動調査」の結果について
環境負荷を低減する先進環境技術
富士通研究所では、環境に配慮した製品・サービスを支える様々な先進環境技術を研究開発しています。図1に示す4つの研究テーマはその一部です。
低環境負荷の材料
2002年6月、植物性プラスチックをノートPC「FMV-BIBLO」の筐体小部品に採用する技術を世界で初めて開発しました。植物性プラスチックは、焼却処分時のCO2の発生量が少なく、石油の代替材料としての関心が高まっています。富士通研究所では、原料として「トウモロコシ」や「ひま」の実を用いた植物性プラスチックの難燃性、耐熱性、耐衝撃性を高めることに成功し、2005年1月からノートPC筐体の大型部品、2007年4月からは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ様の「らくらくホン」シリーズの内部部品に採用されています。このほか、すでにPOSシステムやカラースキャナ、手のひら静脈認証装置等に適用されており、対応製品を拡大しています。
また、光触媒に関する研究にも早くから取り組んでおり、2004年4月には光触媒を用いて脱臭・抗菌効果のある樹脂を形成できることを実証しました。現在はライセンス供与という形で、空気清浄機のフィルター等、他社製品で多くの実績を持っており、富士通製品の筐体への応用を目指した検討も進めています。
有害物質の排除
電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する規制として、EUの「RoHS指令」等があります。富士通グループでは、これらの法規制への対応として、設計から出荷に至る各プロセスで化学物質管理の徹底を図っています。富士通研究所では、この対応を支える技術を開発、適用してきました。例えば、2007年9月には、RoHS指令に対する検証をより効率的に実施するために、規制の適用を除外された鉛ガラスに隣接するはんだめっき中の鉛を、鉛ガラスの影響を受けずに簡単に分析する手法を開発しました。今後も、引き続き各国の化学物質に関する法規制動向を踏まえ、規制物質への対応を着実に効率よく推進できる技術を開発して投じていきます。
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