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Top Story 2 (7)
企業の継続的成長を支える富士通のミドルウェア
高信頼データベース「Symfoware(シンフォウェア)」

データベースサーバの完全二重化を実現
堅牢なデータベース「Symfoware」がさらに進化

社会やビジネスを支えるIT。その根本となるデータそのものを守っているのがデータベースです。富士通のデータベースはメインフレーム文化を継承し高信頼性を徹底追求。そのDNAが脈々と受け継がれたのが、高信頼データベース「Symfoware」。開発コンセプト“堅牢なデータベース”のもと、データベースサーバの完全二重化の実現等、「Symfoware」はさらに「重要な情報の活用/保全」を追求します。

“堅牢なデータベース”

昨今、インターネットによる商取引をはじめとする、社会へのIT導入の拡大により、一つのシステムが止まることによる影響範囲は計り知れないものとなっています。また金融商品取引法(通称、日本版SOX法)やコンプライアンス対応等、データそのものの重要性がますます拡大しています。
いかにデータを守り、業務の継続性を図っていくか。富士通の高信頼データベース「Symfoware」ではこの点を主眼に開発を進めており、金融分野や医療分野をはじめとし、その活用分野は拡大しています。
企業の継続的な発展のため、業務の継続性が一層求められており、「Symfoware」ではさらなる安定稼働の追求と安全・安心運用の強化を図っています(図10)。

[図10]マシンエラー、ヒューマンエラーを解消

業務を継続する上で、情報の格納庫であるデータベースが止まってしまうことは致命的な影響を与えます。では、そもそもデータベースが止まる要因はどこにあるのでしょう。富士通ではマシンエラーとヒューマンエラー、大きく2つの観点でこの問題を捉えています。

これからは「生きたバックアップ」

従来、マシンエラー対策としてデータベースの高信頼化は、ホットスタンバイに代表されるサーバ二重化やストレージ二重化により実現してきましたが、共用しているデータを何らかの異常(論理異常等)で壊してしまうといった、データの損失等により業務の停止を招く場合があります。
ディスクのトラブルを含め、問題発生時に確実にデータを保護し、業務を継続していくデータベースの実現に向け開発されたのが「Symfoware Server Mirroring Controller」です。これまでのデータベースの常識にとらわれない、データベースサーバを完全に二重化するミラーリング技術に大きな特長があります。
共用ディスクを使ったHA(High Availability)構成モデルと比較すると、図11のようになります。2つのサーバを使うのはHA構成モデルと同じです。違う点はディスクの共用化をやめ、2つのサーバそれぞれにディスクをもたせたことです。これは正サーバで行われた更新を同時に副サーバにも反映することで実現しています。このときデータが正しいかどうかを一つ一つチェックし、データの一意性にも徹底してこだわっています。
これにより、従来行われてきた、ディスクトラブルに備えたバックアップとは異なり、副サーバはいわば「生きたバックアップ」となります。また、これまでディスクのメンテナンスの際、バックアップデータがどこにあるのか、いつまでさかのぼればいいのか等、様々な点を考慮する必要もなくなります。
2つのデータベースが存在することになりますが、アプリケーションからは常に正サーバしか見えない状態です。この正サーバにトラブルが生じた場合、データベースサーバの完全二重化により、副サーバに確実かつ速やかに引き継ぐことで、アプリケーションに影響を与えることなく業務の継続を実現します。業務継続が速やかに行えるのは、異常時にサーバを切り替えてリカバリー後再開する切替方式ではなく、単に異常のサーバを切り離しサービスを副サーバに移す縮退方式を採用しているからです。
遊休資産をつくることなく、副サーバの有効活用が図れる点も特長の一つです。データベースの安全性を確保した上で、副サーバのデータベースが参照可能となり、常にリアルタイムな情報の閲覧が行え、情報システムの新しい活用の道も拓けます。

[図11]共用ディスクを使ったHA構成モデルとの比較

データベースサーバを二重化するという同様の機構を持つ「Symfoware Active DB Guard」では、副サーバを遠隔地に配置することも可能です。例えば東京と大阪で同じデータをもつことにより、万が一の被災時にも遠隔地で業務を再開できるシステムの災害対策(ディザスタリカバリ)にもご活用いただけます。

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