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プロダクト&サービス(2-2)
サーバ集約のメリットを最大化する、ブレードサーバ「PRIMERGY BX620 S4」
高機能ミドルウェアとの連携により“運用の自動化”を実現
ブレードサーバ構成変更時のSANの変更設定も不要に

“運用の自動化”により効率性、可用性が向上

システム運用に際し、人の手の介在を最小限にすることは、効率性と同時に、システムの可用性、信頼性の向上にもつながるものです。では“運用の自動化”のポイントを述べてみましょう。
第一のポイントは、ブレードサーバ構成変更時のSAN(Storage Area Network)環境のストレージ設定です。ストレージ統合を目的にSAN導入企業も増えていますが、SANとの接続先を特定するWorld Wide Name(WWN)がサーバ側に固定されているため、サーバの構成変更時にはSAN側の設定変更が必要になるという課題があります。その一方で、万一サーバ側にトラブルが発生した際の影響が大きくなるため、データを格納しているストレージには極力、手を加えたくないというリスク面の問題もあります。
「PRIMERGY BX620 S4」では、ブレードサーバに特化し運用性、可用性の向上を図るミドルウェア「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition」と組み合わせることで、サーバの追加や交換等、構成変更時にSAN側の設定変更が不要となります(図2)。これは業界初、専用ハードウェアなしで仮想WWN方式によりSAN接続を仮想化するものです。これにより拡張も容易に行え、運用管理業務の大幅な軽減が図れます。

[図2]ブレードサーバの追加、交換時にSANの変更が不要

第二のポイントは、物理・仮想環境における統合運用です。情報戦略や移行時等により、物理・仮想環境の混在するケースも多くありますが、その際、物理・仮想を別々のツールで管理するのは非効率です。同ミドルウェアとの組み合わせで、物理・仮想環境の一元管理が行え、同じ運用管理ビュー上で統一的に監視や運用操作が可能に。物理・仮想サーバの構成を自動収集し予備サーバも含めて一括表示。ハードウェア障害の影響が及ぶ仮想サーバの速やかな特定も容易に行えます。
第三のポイントは、サーバ故障や障害時への対応です。従来のSANブート方式の場合は、ストレージ設定等が必要となるため復旧までに時間を要しましたが、同ミドルウェアの自動運用リカバリーにより物理・仮想環境に関わらず、わずか数分で業務の自動復旧(富士通調べ)が可能です。また、ローカルブート方式の場合も復旧時間の大幅な短縮が図れます。自動切替の定義は設定画面で予備サーバを指定するだけ。さらに、従来、予備サーバは物理・仮想環境それぞれに1台ずつ必要でしたが、物理・仮想環境で予備サーバの共用も可能です(図3)。消費電力やスペースの有効活用を図り、高可用性とともに運用コスト削減にもつながります。

[図3]低コストで高可用なブレードサーバシステム

加えて、統合運用管理ツール「Systemwalker Resource Coordinator」と組み合わせることにより統合運用の範囲は周辺機器まで広がり、システム全体の可視化も実現できます。

一歩先行く最先端技術を投入

運用面はもとより技術面でも特筆すべき点が数多くあります。最先端技術の集合、それが「PRIMERGY BX620 S4」です。ブレードサーバの性能を左右するミッドプレーンの最大実用帯域を約4.3倍(従来比)に拡大し、次世代10ギガビットLANにも余裕をもって対応可能です。またLANポート数を業界最大クラス、各ブレード毎に最大10ポートまで拡大し柔軟なネットワーク構築も可能です。難しいネットワーク設計から開放されるため、サーバ集約を容易に実現できます。
さらに、富士通研究所が開発した、世界初「1チップ10ギガスイッチLSI」を搭載し、次世代10ギガビットに対応しながらも、1ギガビットスイッチと同程度の消費電力を実現。エコロジーへのニーズにもいち早く取り組んでいます。モジュール化による完全冗長構成、インテル製低電圧CPUの採用、性能、品質、信頼性を徹底追及。また、お客様の投資保護の観点から、1世代前のBX600 S2シャーシへの増設も考慮したシャーシの互換設計を行っている点も特長の一つです。
ミッションクリティカル領域へ、中小規模領域へ、ブレードサーバの世界は大きく広がりはじめています。例えば内部統制は大企業だけでなく、グループ経営や将来的な法整備を見据えると中堅企業にとっても重要なテーマです。企業の規模に関わらず、サーバを集約し統合管理を行う必要性は今後一層高まるものと考えられます。また、省スペースやエコロジー等、時代の要請への対応も期待されています。富士通では、ブレードサーバに対する時代やお客様のご要望に、これからも最新技術と総合力を駆使しお応えしていきます。

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