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Top Story(3)
企業の現場改革を加速する
富士通の「ユビキタスソリューション」

富士通が取り組む4つのユビキタスソリューション

ユビキタスソリューション2: 携帯電話(モバイル)ソリューション

国内BtoB携帯電話(モバイル)市場は2010年までに市場成長率30%強と予測されています。成長の推進力となっているのは、グループウェアから営業支援、販売・在庫管理等、携帯電話における業務アプリケーション連携の多彩な広がりです。
背景には、各キャリアが今後の事業展開を見据え、法人契約を増加するために積極的に取り組んでいること、またパソコンや紙での情報漏洩問題が相次ぎ、高度なセキュリティのもとでの携帯電話の活用を求める声が高まっていること、さらにNGN等の次世代ネットワークへの期待感等が考えられます。
富士通では、携帯電話(モバイル)市場の中でも特にニーズの高い〈携帯電話の業務活用〉〈無線LANデュアル携帯連携〉〈双方向コミュニケーション(USX)〉の3つの携帯電話(モバイル)ソリューションに力点を置いて取り組んでいます。

携帯電話業務活用

携帯電話から開発・運用基盤までトータルサポート

社給している携帯電話を外回り等の業務でも使いたいというニーズが業種・分野を問わずますます大きくなっています。ニーズ拡大の要因の一つは導入効果が明白な点です。従来、紙やPCで持ち歩いていたお客様情報を、外出先から携帯電話でセキュアに参照でき、現場での疑問点も即解決可能に。移動中や空き時間に日報や報告書等を作成することで大幅な業務の効率化も実現。さらに“ケータイ文化”と称されるほど携帯電話が普及したことにより不得意とされていた入力系の業務にも違和感なく活用できる手軽さもメリットです。
携帯電話業務活用において導入企業が急増しているソリューションの一つに“営業現場の見える化”を実現するSFA(Sales Force Automation)があります(図2)。

[図2]“営業の見える化”を実現する営業支援システム(SFA)

例えば、株式会社ヤクルト本社様では、フィールド担当者の情報端末に携帯電話を採用し、量販店との商談情報や売場状況をリアルタイムで把握できるシステムを構築されました(事例:株式会社ヤクルト本社様 参照)。また、積水化学工業株式会社様では、携帯電話を活用したリフォーム提案の営業支援システムを構築。提案力の向上、訪問の効率化等により売上アップにつながっています。(事例:積水化学工業株式会社様 参照
外出の多い営業のコミュニケーションツールとして大きな効果を実現されたケースとしては、沖電線株式会社様の事例があります。SFAツールに「GLOVIA CRM/FASTSFA KM+」を採用し、営業活動の見える化を実現。携帯電話の活用により、いつでもどこでも報告が行え、見積り、クレーム、試験依頼等、発信情報は全てSFAポータルから入力可能に。上司や関係部門との連携もよりタイムリーかつ効率的になり、見積りや開発依頼案件、新規顧客の前年比25%アップも達成されました。(事例:沖電線株式会社様 参照

そのほかにも、初期導入費用が抑えられる等からハンディ・PDAの代替として携帯電話を活用するケースも増えています。また金融機関等のコンプライアンス対策面から、携帯電話の業務活用における通話を全て録音したいというご要望もあります。

従来、困難だった外出時の携帯電話の高品位通話録音は富士通が先行している技術です。サービス業での活用例としては、株式会社ベネッセコーポレーション様が同社運営の複合施設「ベネッセハウス」にてお客様サービスを行うコンシェルジュのサポートに携帯電話を活用されています。
富士通の携帯電話業務活用ソリューションは、携帯電話からネットワーク、サーバ、ツール、携帯電話の業務活用に必要な開発・運用基盤「Interstage Mobile Manager」までのトータルサポートが大きな特長です。指紋認証、通信の暗号化、リモート制御、ログ管理等、一環した対策でセキュリティ面も充実。富士通は、お客様の目的や多様なニーズに最適な携帯電話業務活用ソリューションをご提供いたします。(プロダクト&サービス(1) 参照

無線LANデュアル携帯連携

携帯電話と内線IP電話を1台に集約

無線LANデュアル携帯電話とは、無線LANを使ってIP内線電話としても利用できる携帯電話のことです。PBX更改・新社屋移転でPCも内線もモバイル化しフリーアドレス化したい、社給携帯電話とPDA・PHS等、複数端末を1台に集約したい等の目的を実現するべく多くの企業が導入を進めています。また、SIPサーバに集約することによるTCO削減や、携帯電話の業務活用とあわせて導入検討する企業も増えています(図3)。

[図3]無線LANデュアル携帯連携ソリューションの特長

例えば、大阪ガス株式会社様は、生産性を向上しワークスタイルの変革を図るべく、約6,000台の携帯型無線IP電話によるユビキタス環境を、富士通のIPテレフォニーシステムCL5000を中核に実現。採用の決め手となったのは冗長化した待機サーバへの切り替えスピード(4秒)でした。1台の携帯電話が社内では無線IP内線電話、社外では携帯電話として利用可能に。顧客サービスの向上はもとより、設備費削減、内線や外線のIP化、最適な通信手段の自動選択による通話料削減等、トータルコストの大幅削減にも貢献しています。(事例:大阪ガス株式会社様 参照
株式会社熊谷組広島支店様では、事業所の移転に伴い、老朽化した電話交換システムから無線LANデュアル携帯連携システムに移行。携帯電話と内線IP電話を1台に集約し、現場、顧客との緊密なコミュニケーションの上に作業が進む建設業において、担当者がいつでもどこにいてもスピーディーにつながる連絡網を実現。電話の取り次ぎが迅速・確実になり顧客満足度の向上が図れました。(富士通ジャーナル2006年5月号Top Story 参照

富士通の無線LANデュアル携帯連携では、DoCoMo製デュアル携帯とau製デュアル携帯の混在運用が可能。大規模システムでの稼働実績もあり、富士通独自のSIP高速切替等、様々なニーズに先進技術と総合力でお応えいたします。

ユビキタスサービス基盤USX(Ubiquitous Service eXchange)

プレゼンスサービスとリアルタイム双方向データ通信

USXはユビキタスサービスを実現する通信基盤(ミドルウェア)製品です(図4)。その機能には人・モノの状態(=プレゼンス)を集約管理しリアルタイムに通知するプレゼンスサービス、無線LANネットワークを活用した常時接続環境によるリアルタイム双方向データ通信があります。USXをベースに、様々なユビキタスサービスが可能となります。

[図4]USXの概念図

例えば、某製造業様では、工場内の保守業務においてアラーム発生時の初動に時間がかかる、関係者への連絡相談が滞り被害拡大のリスクがある等の課題がありました。USXを活用することにより、関係者へのリアルタイム通知による問題把握が行え、迅速な意思決定、対応の迅速化により、復旧時間短縮と被害の最小化が図れました。
また、別のケースでは、広大なエリアを一人で作業する作業員が危険な状態になってもわからないことが課題となっていました。USXを活用することにより、携帯電話やセンサーを併用し、作業員の状態のリアルタイムな把握、異常時の気づきを実現しました。

こうしたサービスをご提供できるのは、双方向コミュニケーションサーバを中核に、USXはもとより端末から業務システム等までの総合力があればこそです。

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