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プロダクト&サービス(2-2)
UNIXサーバのグローバルスタンダード「SPARC Enterprise」登場
富士通が継承するメインフレーム技術と
サンのオープン技術が融合、世界新標準へ

業務に最適化した強力なラインナップ

高速化、柔軟性・拡張性、高信頼性
バックエンド向け「ミッドレンジ/ハイエンドモデル」

今回、設計・開発から製造・試験、保守・サポートまで品質改善サイクルをベースに、約100項目に及ぶお客様の声に応え、開発やSEの意見もあわせると約320項目の機能強化を実施しました。ミッドレンジ、ハイエンドモデルでは、バックエンドで求められる高速化、柔軟性・拡張性、高信頼性を細部にわたり徹底追求。高性能を支える心臓部には、富士通が開発した高性能、高信頼の次世代プロセッサ「SPARC64 VI」(図2)を採用。2コア/CPUチップ、2スレッド/コアのマルチコア、マルチスレッド対応により従来の「SPARC64 V」から性能が大幅に向上。さらにバス帯域幅を強化、最新I/Oインターフェースの採用、クロスバー構成により、高速かつ効率的なデータ転送を実現しています。その成果は、2階層SAP標準アプリケーションSD(販売管理)ベンチマークにて16プロセッサのシステムにおける世界記録(2007年4月17日時点)樹立(注3)という結果にも表れています。

[図2]次世代高性能プロセッサ「SPARC64 VI」

サーバ集約、システム稼働率の最大化のポイントとなる仮想化では、ハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチ。ハードウェア・パーティションでは障害隔離性が高く、高信頼なシステム分割が行え、DR(Dynamic Reconfiguration)機能によりパーティション構成の変更等も容易です。一方、「Solarisコンテナ」によるソフトウェア・パーティションでは、ハードウェアに依存せず動的にリソースを配分することができます。またハードウェア・パーティション内をソフトウェア・パーティションにより仮想的に分割することで、高信頼システムにおける資源の利用効率のさらなる向上も図れます。
データレベル、部品レベル、システムレベルの信頼性を積み上げて統合していくことにより(図3)、メインフレームクラスのRAS(注4)機能を実現。データレベルではデータインテグリティを徹底追求しています。「SPARC64 VI」では約2,000個/CPUのチェッカーを実装。またCPUだけでなくメモリ、システムバス等、システム内の幅広い範囲でECC(Error Checking and Correction)によるエラーの検出、訂正を実施。シングルビットエラー発生時にもシステムの運用に影響を与えません。さらにメモリミラー機能によりマルチビットエラー検出時も業務続行を可能にします。万が一のプロセッサ障害時にもコア単位はもとよりキャッシュメモリの動的縮退も行え、業務への影響を最小限に抑えることができます。
部品レベルでは冗長化、活性交換、故障通知等、対故障性を一層強化。システムレベルではクラスタシステム等により業務無停止を徹底追及。高信頼基盤ソフトウェア「PRIMECLUSTER」との連携により万が一のシステムダウンも即時異常を検出、迅速で確実なフェイルオーバー(業務の引継ぎ)を行い正常なシステムでの業務継続を実現します。
運用管理面では、ミッドレンジ、ハイエンドモデルにもシステム監視機構を搭載し、状態監視等はもとよりDR機能の設定・変更も行え、管理業務の大幅な効率化が図れます。

[図3]高信頼システムのための考え方

「SPARC Enterprise」は、ご提供する全製品の品質検証を富士通の工場で実施いたします。安心と信頼の品質保証体制のもと、お客様のビジネスの成長を支えてまいります。

注3) 「SPARC Enterprise M8000(16プロセッサ、32コア、64スレッド)」は、SAP ERP 2005、Oracle Database 10g及びSolaris 10の組み合わせによる2階層SAP標準アプリケーションSD(販売管理)ベンチマークにて同時アクセス数7,300ユーザーという、16プロセッサのシステムにおける世界記録(2007年4月17日時点)を樹立

注4) RAS(Reliability、Availability、Serviceabilityの略)


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