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先進ユーザー事例
株式会社セブン-イレブン・ジャパン様(2)
コミュニケーション重視のドライバーの味方になる車載端末運用で
安全運転と環境負荷を削減する経済運転を実現
システムの概要
操作をほぼ完全に自動化、
安全運転の妨げになるドライバーの操作負担を排除

[図2]運行管理システムにて出力される日報
車載・運行/動態管理システムは、「車載ステーション」、「運行管理システム」、「動態管理システム」と「地図連携システム」から構成されています。
「今回のシステムの大きな特徴は、機械でできることは機械にさせ、ドライバーは運転に集中できるようにしたことです」と、信田氏は語られます。この考え方を支えているのが、GPSレシーバや音声ガイダンス機能等を内蔵した富士通の大容量拡張型車載ステーション「MBCD/communications」です。ドライバーは配送に出発する時に、記録用のメモリカードを車載ステーションに差し込み、「出発」ボタンを押し、配送を終えてセンターに帰着したら「到着」ボタンを押して、メモリカードを取り出すだけです。走行中、スクールゾーンや商店街、高速道路の出入り口では危険地帯であることが音声で警告されます。店舗への到着と出発時刻、荷室の温度、車速やエンジン回転数、急な加減速、ギア段は自動的に車載ステーションのメモリカードに記録されます。要求に応じて、データをデジタルMCA無線を通じてセンターに送信することも可能です。
共配センターは、デジタルMCA無線を活用した動態管理システムと地図連携システムを通じて、配送車両の地図上の現在位置や軌跡、店発着、遅配や早納等の配送状況や運行状況をリアルタイムにセンターシステムPC FMVに表示させ、把握することができます。デジタルタコメータとの連動により、運転状況を把握でき、事故や災害等万一の場合にも迅速な対応が可能です。
運行を記録したメモリカードは運行管理システムに読み込まれ、ドライバーと運行管理者のコミュニケーションツールとしての日報をはじめ18種に及ぶ帳票を出力することができ、ドライバーやセンターの事務負担を大幅に軽減しています。
[図3]システム構成図

将来の展望
人間中心のシステムを大切にしながら
次のステップへ
新システムは、安全運転と経済運転の実現を最優先としています。そのためには、積載物に応じた警告音の変更や、駐車場からの発進時に周囲の状況に応じて警告を出す等、もっともっと改善できると清澤氏は指摘します。
他方では、車載端末で収集される運行条件に関するデータを、配送業務の効率化等、センターの運営に活用していくことが検討されています。環境対応、交通規制の強化等の様々な社会的要請は、コストを押し上げる要因となります。押し上げられたコストを吸収するためには、積載量の適正化、配送ルートの最小化や最適化等、共配センター運営の合理化が必要になります。車載端末が収集するデータは、そのための貴重な基礎資料となるのです。
「車がいくらよくなっても、装置や車載端末がいくらよくなっても運転するのは人間です。そのドライバーのバックアップをしっかりやる」と、佐藤氏が語られるように、株式会社セブン-イレブン・ジャパン様のシステムには、ドライバーの安全を守るという人間中心の視点があります。この視点を大切にしながら、富士通は、最先端のテクノロジーをベースに、これまでの実績・ノウハウを活かし、株式会社セブン-イレブン・ジャパン様の取り組みを一層支援してまいります。
[図4]共配センターでの運行管理

ユーザープロフィール
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
設立: 1973年11月20日
資本金: 172億円
店舗数: 11,466店
従業員数: 5,704名
事業内容: コンビニエンスストア事業本部
株式会社セブン-イレブン・ジャパン ホームページ
(2006年8月現在)
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