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富士通グループの技術と知恵を融合した新たな提案
人とプロセスとITを一体化して企業の革新体質を確立する
フィールド・イノベーション
現場で発生している事実に気づいた人は革新への意識が高まり、新たな発想で実現可能性の高いプロセスを生み出すことができます。そこに適切なITを活用することによって、人とプロセスとITが一体化し、継続的な企業革新体質が確立できます。
なぜいまイノベーションなのか
イノベーションとは?
昨今様々な企業が、その経営方針/中期経営計画に「イノベーション」という言葉を使っています。また書店にもこのキーワードが多く見受けられますし、国も長期戦略指針として「イノベーション25」を提示しています。
さて、イノベーションとは何なのでしょうか。
イノベーション研究の始祖となったJ.シュンペーターは「生産要素を全く新たな組み合わせで結合し、新たなビジネスを創造する」ことをイノベーションと呼びました。またドラッカーは「元々ある資源に対し、富を創造する新規の能力を付与する工夫」をイノベーションと定義しています。
つまり全く新しいものをゼロから起こすことではなく、外部の変化を察知して、いまある資産を組み替えて新たな創造をすることをイノベーションと呼んでいます。
企業革新活動では、「総論賛成各論反対」の状態に陥ったり、さらに新たな環境変化が起きた際に再度全面見直しが必要となりスピーディーな対応が困難な場面があります。また現場改善活動のみに終始してしまうと全体最適を見失ってしまうことがあります。これからの革新活動はまず現場起点でイノベーションの土壌を作り、さらに皆が視点を上げ全体最適に向けてフィールド(課題領域)を見直し続けていくことが必要になります。
フィールド・イノベーションとは
人とプロセスとITの一体化
「フィールド・イノベーション」は、環境変化に即応し、永続的に価値を提供できる企業革新体質の確立に向けた富士通からの新たな提案です。
企業革新は人とプロセスとITが一体化することで実現できると考えています。そのためには新たな視点で課題領域である「フィールド」を捉え、「可視化」、「全体最適化」、「継続的改善」という3つのポイントで「イノベーション」を進めていく必要があります。
フィールドを捉える
経営者は様々な経営課題を大所高所から捉えている一方で、現場部門も業務課題を抱えています。これらの課題領域をフィールドとして定義することが第一歩です。
フィールド・イノベーションの“フィールド”とは、ものづくりや物流の現場という意味だけでなく、課題が存在している領域のことです。
例えば、需要予測精度向上という課題がある場合、過去の販売実績データ分析(社内というフィールド)では限界があり、店頭での消費者の購買行動分析(消費者というフィールド)まで踏み込む必要があるのかもしれません。
事実を捉える
次に重要なのが、「可視化」です。例えば業務プロセスが業務フロー図として定義されていたとしても、本当にその通りに人が動いているのでしょうか?「こう動いているはずだ」という事実認識では不十分で、「こう動いている」という事実(証拠)を発見することが重要です。
人の意識を変える
事実(証拠)は人の意識を変えます。換言すれば、事実に基づく気づきによって経営や業務に関わる人が本気で現状のプロセスを変えなければいけないと考えるようになります。ここが単なる「あるべき論」のお仕着せによる意識変革と根本的に異なる部分です。
ここまでくれば人とプロセスがつながりやすくなります。
ITを駆使する
人が本気でプロセスを変えようとした時には様々なアイデアが出てきます。このアイデアの実現にITを徹底的に駆使します。お仕着せのIT活用ではなく、必要から生まれたIT活用は人とプロセスのつながりを強化し、ITの活用効果を増大させます。
このような活動は一過性では成果を得られないので継続させる必要があります。継続させるためには、常に気づきを得ようとし、その上でプロセスを変えようとする人の存在と、支援するITが必要です。
また、新しいITからプロセスをこう変えられるという気づきも重要です。そのためにも富士通の先端技術をタイムリーにお客様にご提供していくことが大切であると考えています。
[図1]フィールド・イノベーションの進め方

フィールド・イノベーションは、まず事実によって人に気づきを与え、プロセスを変え、ITとビジネス成果の関係も明確にします。この結果を関係者間で合意した上で施策を実行するというサイクルを回すことによって、環境が変化しても自律的に企業革新できる体質が確立できるのです。
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