業界最高クラスとなる18枚搭載の大規模ブレードサーバ PRIMERGY(プライマジー) BX900 販売開始

いま厳しいビジネス環境のなかでITシステムのコスト削減のニーズが高まっています。それに伴い大きな課題となりつつあるのが事業所内のサーバ統合、運用コストの低減です。2009年5月より販売を開始した富士通の大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」がこれらの課題を解決します。
高まるサーバ集約のニーズ
グローバリゼーションによる競争の激化と世界経済の後退により、企業のビジネス環境は大きく変化し、業種や企業規模を問わずコスト削減は急務となっています。その流れはビジネス活動と切り離すことのできないITシステムにも影響し、とりわけサーバの効率的運用に注目が集まっています。
支店や海外拠点など複数の事業所を擁する企業では、オープン化により部門や業務ごとにITインフラ・システムを構築・運用しているケースが少なくありません。その結果、数十、数百台のサーバが乱立しIT資産の全体像が把握できない、部署によってCPU稼働率が低く非効率、運用管理の負荷とコストが増大しているなどの課題が発生。また、消費電力量がかさむなど環境への負荷増大といった問題も生じています。
こうした問題を解決する極めて有効な手段が、ブレードサーバ導入によるサーバの統合・集約、および仮想化です。乱立状態にあった各サーバをより高性能なブレードサーバを導入し、その仮想化システム上に集約することで、初期コストや運用コストなどのTCO削減につながり、個別におこなわれていた運用管理が容易になる、情報の一元化でセキュリティも強化され、さらに環境保護にも貢献できるなど数多くのメリットが得られます。
富士通ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」の主な特長
富士通はこのほど、大規模なシステム運用に求められる高性能、可用性、運用性を高いレベルで兼ね備えた新ブレードサーバ、「PRIMERGY BX900」の販売を開始しました。本機は次の4つの特長を備えています。

業界最高のサーバ実装技術による高い集約性能
「PRIMERGY BX900」は、ブレード型ユニットを10U(約45cm)の高さに18枚搭載できる業界最高クラスの高密度実装を実現。仮想化技術を駆使することで1Uサーバ230台を1台のブレード(10U)に集約。設置スペースで96%削減の省スペース性はサーバルームの効率化をもたらします。

将来性に優れたシステム性能
6.4Tbpsの総スループットを実現、業界最高レベルの10Gbpsシリアルの高速伝送テクノロジーを採用、40Gbps Ethernetに対応する業界最高クラスの大容量ミッドプレーン(注)です。また、10Gbps Ethernetスイッチを内蔵、さまざまな高速インターフェースに対応するなど、次世代を見据えた最先端の技術を取り入れています。
見える化、シンプル化した運用性
ITコストの約70%を占めるといわれているのが運用管理コストです。「PRIMERGY BX900」はサーバ運用管理ミドルウェア「ServerView Resource Coordinator(サーバビュー リソース コーディネーター) VE V2」のサポートにより、次の機能を実現し、運用管理コストの最適化をはかります。
- 仮想環境の動的変化を「見える化」。サーバ、ストレージ、ネットワークの最新状況を把握。
- 物理・仮想サーバの一元管理で運用統一を実現。また、異なる仮想化ソフトの混在環境を統合管理。
- 運用ポリシーに基づくリソースの最適配置。また、負荷状況と連動した電源のオン/オフで、サーバリソースの最適化を実現。

グリーン化対応
サーバの消費電力低減は、CO2排出を削減し地球環境保全に貢献するだけでなく、電力コストの削減にもつながります。「PRIMERGY BX900」は次のようなグリーン化対応策により、省電力化を実現しています。
- Cool-safe テクノロジーにより、きめ細かなファン回転制御をおこない、電源ユニットの電力損失を抑え、消費電力を低減。
- BX600世代で培った、前面から背面へスムーズに冷却するエアフローコンセプトと業界最高の開口率35%「ハニカム形状穴フロントパネル」により、高密度実装と低風量・低風速を両立。空調設備への負担を軽減。

富士通はこれからも、コスト削減と競争力、そして成長力の源泉となるITインフラ、およびIT機器の開発・販売を続け、お客様に貢献してまいります。
注記
- (注)ミッドプレーンとは :
- シャーシ内に搭載されたブレードサーバを多数接続する通信用の回路基板
[2009年6月1日 公開]
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