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新プロセッサにより処理能力を強化したグローバルサーバ「GS21シリーズ」の新モデル販売開始

富士通はこのほど、メインフレーム製品であるグローバルサーバ「GS21シリーズ」の大型・超大型機をエンハンスし、2009年4月より販売を開始しました。これらの新モデルは、マルチコア技術を使った新プロセッサを搭載したことにより、従来モデルに比べ処理能力を最大約30%向上、消費電力を最大約20%削減させています。ITインフラの最適化が求められるなかで、データと処理の集中を進めることができます。

本製品の情報


強力なメインフレームを中核にIT基盤強化のニーズに応える

今日の厳しい経済状況下で企業に求められるのは、ゆるぎない事業継続性、安定性、コンプライアンス、そして地球環境への取り組みです。そのなかで長年にわたって中核的な役割を果たしているのが、基幹系の重要なデータを集中処理する堅牢なメインフレームです。メインフレームに対するさらなる性能向上、信頼性向上のニーズにお応えするのが、超大型機「GS21 1600モデルグループ」(35機種)と、大型機「GS21 1400モデルグループ」(26機種)です。

進化し続けるグローバルサーバ「GS21シリーズ」

新モデルでは、ハードウェア・ソフトウェアの両面において機能アップをはかっています。
ハードウェア面では、当社独自の新しいプロセッサによって処理能力向上と消費電力削減を実現。また、お客様の事業継続性向上に貢献するために、システムとしての信頼性を強化しました。

ソフトウェア面においては、高品質な基幹業務システムの短期構築を実現する基盤ソフトウェア「Global System Software 21 internet extension」の新バージョン(V80)を提供。内部統制支援機能とSOA(注1)適用性を強化しました。

「GS21 1600モデルグループ」および「GS21 1400モデルグループ」の機能・性能面、導入・運用面での優位性は次の通りです。

新モデルの強化されたハードウェア

  • CPU処理能力を最大約30%アップ
    当社独自のマルチコア技術(注2)を使い、1チップに4CPUを実装した新プロセッサを搭載。従来モデル比で最大約30%の処理能力向上を実現。また、システム記憶装置(以下、SSU(注3))についても、クラスタとのインターフェースに「XAUI(10Gigabit Attachment Unit Interface)」を採用し、データ転送速度を従来装置比で最大約80%向上。

  • 事業継続性を向上
    SSUとクラスタをつなぐインターフェースのRAS(注4)機能を強化したことで、万が一のインターフェース障害時も二重化構成のSSUの両系運用を維持。障害発生時にSSUが縮退し片系運用となる従来システムに比べ、連続運転性が格段に向上。

  • グリーンIT化の強化
    CPUのマルチコア化により、従来モデル比で消費電力を最大約20%削減。筐体塗装には無溶剤の粉体塗料を採用し、揮発性有機化合物(VOC)の含有量を全廃。また、システムボードやチャネルなどのプリント板における電子部品搭載時の鉛フリー化を推進するなど、グリーンITへ積極的に取り組み、地球環境への負荷低減をはかることでお客様の企業価値向上に貢献。

経営環境の変化に対応するソフトウェア

  • 内部統制支援機能の強化
    OSコンソール操作時のオペレーター認証、エンドユーザーのログオン・ログオフ実績の追跡、クライアントPCとのファイル送受信実績の追跡などの機能を追加し、よりセキュアで統制されたシステム構築を実現。

  • SOA適用性の向上
    メインフレームの業務サービスをオープン環境から利用したいというニーズに対応。AIMデータベースを複製できるオープンシステムのデータベース管理ソフトウェアについて、最新バージョン(注5)をサポート。また、サービスアダプター機能を強化し、サービスとして利用できるAIMオンライン業務の範囲を拡大(注6)

ITインフラの最適化を実現する「GS21シリーズ」

グローバルサーバ「GS21シリーズ」は、処理能力、信頼性、SOA適用性などの強化によって、お客様の大切なアプリケーション資産を活用したITインフラの全体最適化に大きく貢献します。

富士通は今後も、グローバルサーバのハードウェアとソフトウェアのエンハンスを継続し、メインフレーム環境の利便性を追求していくことで、お客様のビジネスを支えてまいります。

注記

(注1)SOAとは :
Service-Oriented Architecture(サービス指向アーキテクチャ)の略。アプリケーションをサービス(業務機能)ととらえ、それをコンポーネント化(部品化)し、組み合わせて作るシステム設計手法。
(注2)マルチコア技術とは :
1枚のCPU LSI(チップ)上、複数のプロセッサ・コアを搭載する技術。
(注3)SSUとは :
System Storage Unit(システム ストレージ ユニット)の略。半導体メモリ素子で構成される高速・大容量の記憶装置。
(注4)RASとは :
Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性)の略。システムが安定して動作するための支援機能。
(注5)最新バージョンとは :
Symfoware Server V9、Oracle® Database 11g、Microsoft® SQL Server® 2008などのことを指す。
(注6)AIMオンライン業務の範囲を拡大とは :
一問一答型のアプリケーションに加え、多問多答型のアプリケーションをサポート。送受信できるデータ通信長を、従来の32KBから2MBに拡大。

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製品情報

[2009年5月1日 公開]

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