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見えない脅威から社員・企業を守る新型インフルエンザ対策関連ソリューション

新型インフルエンザの爆発的流行による未曾有の影響への懸念が高まるなか、その対策づくりが企業・団体の緊急課題となっています。流行が始まる前に対策を講じ、影響を最小限にとどめるには、各企業に合った行動計画を立案し、具体的な事前対策を策定、教育・訓練することが急がれます。富士通がご提供する新型インフルエンザ対策関連ソリューションがそのニーズにお応えします。

本製品の情報


世界規模の危機管理問題 新型インフルエンザとは

これまで、企業が備えるべき不測の事態発生時の事業継続計画(BCP(注1))の内容は、地震、風水害、大火災、テロ攻撃などが中心でした。しかし最近、ウイルス感染の社会的脅威をテーマにした映画が話題を呼ぶなど、目に見えない病原性ウイルスによる被害への関心が急速に高まり、BCPに盛り込むべき内容と考えられるようになりました。

実際にWHO(世界保健機関)がもっとも警戒する病原性ウイルスが新型インフルエンザです。鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が変異し、ヒトからヒトへと効率よく感染するよう変異する新型インフルエンザウイルスは未知の存在で、ほとんどの人が免疫を持たないため、急速かつ世界規模の爆発的流行(パンデミック)が懸念されています。

強い毒性と感染力をもち、高い致死率の新型インフルエンザパンデミックが起こると、最悪の場合、厚生労働省の発表では国内で2,500万人が感染し64万人が死亡するといわれています(注2)。またWHOが発表する、現状況がどの程度パンデミックに近いかを表す警報フェーズは1~6の3フェーズである、「ヒトからヒト感染はないか、またはきわめて限定されている」アラート期にあるとされています。

事業継続を支援する新型インフルエンザ対策の重要性

パンデミックフェーズ5、あるいはフェーズ6「パンデミック期」になった場合の影響は極めて大きく、警察や消防などの活動レベル低下、通信、報道機能の低下による流言飛語の発生、公共交通機関の停止、患者急増による医療機関の低下、企業活動の停止による各種サービスの低下、物流機能の低下による食糧流通の減少、電気、ガス供給サービスの停止、ゴミ、廃棄物、下水処理サービスの停止…など、広範囲におよぶと考えられます。企業にとって、このような影響下での事業継続は困難になると言わざるを得ません。

パンデミック発生前対策で影響を最小限に

深刻な影響が予想されるパンデミックに対し、企業はその発生以前の現段階(フェーズ3)において影響を最小限に抑える対策を講じておく必要があります。
具体的には、政府・自治体の方針に関する最新情報を入手し、状況に応じて講ずるべき対策を立案・策定し、そのうえで「基本対策」と「継続対策」を柱に、フェーズ3以前~6の各段階における自事業への対策を立案することが求められます。

新型インフルエンザ対策関連ソリューションのご提供を開始

富士通では、こうした新型インフルエンザの脅威に対応するため、富士通の安心安全ソリューション「SafetyValue(セーフティバリュー)」を強化・拡充しました。
新型インフルエンザのパンデミックに備えた行動計画の策定をご支援する新しいコンサルティングサービスの提供を開始すると共に、すでにご提供している新型インフルエンザ対応に必要なサービスを組みあわせて「新型インフルエンザ対策関連ソリューション」として体系化し、2009年1月よりご提供を始めました。

行動計画策定ソリューション(新型インフルエンザ発生時の対応計画策定コンサルティング)

パンデミックに備えた行動計画は、各企業の業種・規模に応じて作成する必要があります。行動計画策定ソリューションでは、富士通社内の実践経験と数多くのお客様のコンサルティング実績から作った300種類以上におよぶ新型インフルエンザ行動計画テンプレート「F3PL(注3)」をベースにきめ細かく策定することができます。その内容は、パンデミックのフェーズごとに実行されるべきアクションとして細分化され、アクションごとに「いつ・誰が・どこで、何に対して・なにを・どうする(5W1H)」を具体的に記載、チェックリストを用意して有事に備えることができ、これらの行動計画を最短1ヵ月で策定します。

さらに随時変化が予想される新型インフルエンザに関する行政の施策、医療機関態勢、お客様の事業環境に対応した最新のテンプレートをご提供します。

事前対策ソリューション

富士通の安心安全ソリューション「SafetyValue」にある既存のサービスから、新型インフルエンザ対策に必要なものを組み合わせて体系化しご提供します。

  1. 緊急連絡/安否確認サービス
    回線集中トラブルの少ない携帯電話のEメールを使い、従業員・家族の安否を迅速に把握、居場所や罹患状況の確認・管理が可能になります。

  2. テレワークソリューション&IPテレフォニー
    シンクライアント環境を導入し、自宅や外出先の端末にデータを保持することなく業務システムへのアクセスを提供します。また社外から直接内線に接続しコストを抑える環境を構築します。

  3. マネージドPCソリューション
    高信頼性の認証方式と公衆回線を専用回線のように利用する仮想専用線により、セキュアな環境で自宅や外出先から業務システムへのアクセスを実現します。

  4. リモートデータバックアップ
    オフィス内のPCデータを、インターネット回線経由で遠隔地のシステムセンターへバックアップし、自宅・外出先などからデータを参照・更新できる環境をご提供します。

  5. Join-Meeting(ジョイン ミーティング)
    インターネットを介したWebカメラ会議により、時間・場所を問わずにミーティングを可能にする環境をご提供します。

教育訓練ソリューション

新型インフルエンザの知識を身につけていただき、行動訓練の立案、実施、評価をおこない、従業員の新型インフルエンザ対策に対する意識向上をはかるサービスです。

  1. 新型インフルエンザ従業員教育用e-Learningサービス
    従業員および家族に新型インフルエンザの基本知識を確実にご理解いただき、対応力の強化向上をはかるe-Learningサービスをご提供します。日本語だけでなく英語にも対応しているので海外現地法人社員にも対応可能です。

  2. 新型インフルエンザ訓練評価サービス
    数十種類におよぶ想定シナリオを使用し、新型インフルエンザ対策の行動訓練を立案。実際の訓練結果をふまえ、改善点のレポートをご提供するなどにより、組織の対応能力を向上させるようご支援します。実践的な訓練手法を特長とし、ウォークスルー(手順書確認訓練)では、手順書に基づいて各担当者がシナリオに沿って役割を演じ、振り返りの時間を設けて手順書を改善するといった訓練をおこないます。

富士通は今後も、さまざまな脅威から企業・団体の事業活動を守る最新のソリューションをご提案、ご提供してまいります。

注記

(注1)BCPとは :
Business Continuity Planning(ビジネス コンティニュー プランニング)の略。業務継続性計画のこと。
(注2)厚生労働省の新型インフルエンザ対策行動計画 平成21年2月現在の試算。
(注3)F3PLとは :
Fujitsu Pandemic Preparedness Plan Library(富士通 パンデミック プリペアドネス プラン ライブラリー)の略。

[2009年2月24日 公開]

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