高信頼ストレージ ETERNUS(エターナス)4000 / ETERNUS8000 新モデル登場

企業におけるITシステム上の情報は、最も重要な経営資源の一つです。求められるのは、発生した情報を安全・確実に蓄積し、災害・障害時の影響を受けにくく、また万一のトラブル時も迅速に復旧可能なIT基盤の根幹となるストレージです。富士通は最新テクノロジーを搭載、高信頼性でお客様の情報資源を守るETERNUS4000 / ETERNUS8000新モデルの提供を開始しました。
安定稼働と高セキュリティ性を実現するストレージが求められる理由
いま企業の情報資源に求められているのは「システムの確かな継続性」、「壊れない・漏れないデータの保全性」、そして「環境への配慮」です。
地震や気象異変による災害時、あるいは不測の事故発生時において、企業は万全の災害対策、バックアップ対策などによりその影響から情報資源を確実に守らなければなりません。情報資源の損傷、紛失による業務の停滞、停止は企業に多大のダメージを与えるばかりでなく、その信頼を著しく損なうことになるからです。いうまでもなく万一の場合にも、いち早くシステムを復旧させ、業務の信頼性が保たれなければなりません。
また今日、企業活動に関する情報の確実な保全もきわめて重要となっています。すでに多くの企業が外部からの侵入に備えた情報の毀損、窃取に対するセキュリティ対策に力を入れています。しかし情報の保全における課題は、外部への対策よりむしろ内部関係者による持ち出しや漏洩などのケースといわれています。
このようなヒューマンファクター対策としてコンプライアンス教育がおこなわれていますが、残念ながら、人間の行動を対象とする限り、万全とはいえないのが現実です。そこで、情報を蓄積しているストレージシステムそのものに、漏洩を防ぐ仕組みが必要となっています。
さらに、企業活動における地球温暖化防止策、環境保全対策の重要性が高まるなかで、CO2削減につながる省電力設計、有害な化学物質を極力使用しない素材で作られた製品が求められるようになっています。
「3つの信頼」を実現するETERNUS4000 / ETERNUS8000ラインナップ一新
富士通のストレージシステムETERNUS4000 / ETERNUS8000は、システムの継続性、データの保全性、環境配慮における課題を解決するため、災害対策、セキュリティ対策、そして環境保全のための高い機能を備えています。

災害時や万一の事故時でも「ビジネス継続」を支援する機能と技術
従来モデル比約1.3倍のシステム性能を実現、2.83GHzの高性能クアッドコアプロセッサを搭載(注1)、最新の8Gbpsファイバーチャネルインターフェースを採用して処理能力を飛躍的に高め、大規模なストレージ統合が可能となります。また、各コンポーネントの冗長化、ディスクの多重故障に対応するRAID6機能により障害時も業務を継続できます。さらにサーバに負荷をかけることなく遠隔地のETERNUS ディスクアレイにデータをバックアップ。大規模災害時にも複製先での業務継続が可能です。

「データ保全」のためのセキュリティ機能
ディスクドライブにデータを書き込む際、データを暗号化することができるので、ディスク持ち出しの際に不正なデータ解読や漏洩を防止することができます。暗号化は、現在標準化されている方式のなかでは最も強度が高いとされるAES(注2)方式と、富士通独自の暗号化方式が選択可能です。

「環境配慮」の技術
必要時のみディスクを回転させるMAID技術(注3)を採用し、電力消費量の削減を実現。さらにRoHS(ローズ)指令(注4)で規制されている特定化学物質を製造プロセスから排除したうえで、プリント配線板用ハンダの無鉛化を実現しました。これにより、富士通独自の環境基準であるグリーン製品、およびスーパーグリーン製品となりました。
今回ご紹介した中規模・大規模向けETERNUS4000 / ETERNUS8000 のほかに、エントリーモデル「ETERNUS2000」もラインナップ。お客様のビジネス環境にあわせて最適なストレージをお選びいただけます。
今後はさらなる省電力化と、運用効率の向上へ向けて、SSD(注5)、シン・プロビジョニング(注6)、デ・デュプリケーション(注7)など、最新の技術を製品に取り込み、ETERNUS ディスクアレイは進化し続けます。
注記
- (注1) : ETERNUS4000 モデル400は2.33GHzのデュアルコアプロセッサを採用。
- (注2)AESとは :
- Advanced Encryption Standard(アドバンスト エンクリプション スタンダード)の略。米国連邦情報処理標準の暗号化方式。
- (注3)MAID技術とは :
- Massive Array of Idle Disks(マッシブ アレイ オブ アイドル ディスクス)の略。使用頻度の低いディスクドライブのディスク回転を停止させて消費電力を削減するとともに、ディスクドライブの寿命を延長させる技術。
- (注4)RoHS(ローズ)指令とは :
- EUが定める6種類の有害化学物質を電子機器へ使用することを禁止する指令。
- (注5)SSDとは :
- Solid State Drive(ソリッド ステイト ドライブ)の略。フラッシュメモリ技術を応用した半導体ディスク。機械的な部分が存在しないためきわめて省電力で動作する。
- (注6)シン・プロビジョニングとは :
- Thin Provisioning。ストレージ容量を仮想化する技術。未使用容量の効率的な有効活用を可能にする。
- (注7)デ・デュプリケーションとは :
- De-duplication。データをストレージに格納する際、重複部分を削除圧縮して効率的に格納する技術。
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