グローバル時代の総合特許管理システム「ATMS/PM2000(アトムス ピーエム2000)」

激しく変動する世界経済と21世紀経済を牽引するアジア、BRICs(ブリクス)諸国が展開する経済発展競争。そのなかで日本が持続的成長を維持できるかどうかのカギは「知的財産戦略」です。富士通がご提供する総合特許管理システム「ATMS/PM2000」に「外国拡張オプション」と「海外代理人連携オプション」が加わりました。これにより、幅広い業種のグローバルな特許出願業務を強力にご支援いたします。
日本経済を取り巻く環境変化と知的財産戦略
2007年以来続く世界的な原油価格の高騰と、これに伴う原材料価格の高騰、そして米国のサブプライムローン問題に起因する市場経済の世界規模での減速、さらには大手証券会社の破産による影響など、日本経済を取り巻く環境はこれまでにない厳しさを見せています。
また日本経済と密接な関係にある韓国、台湾、ASEAN(アセアン)諸国、そして中国、ベトナムをはじめとするBRICs(ブリクス)の国々の著しい発展は今後ますます激しさを増して行くことが予想されます。
このような状況において、今後日本経済が持続的安定な経済を維持していくためには、イノベーションを促進することで先進的な研究開発を加速させ、得られた成果や新技術などを保護する「知的財産戦略」が極めて重要になってきます。
2002年、小泉内閣(当時)は「知的財産立国」を国家ビジョンに掲げ、「知的財産大綱」を策定、2006年には「経済成長戦略大綱」に「迅速かつグローバルな権利取得の促進と知的財産保護の強化」が盛り込まれ、さらに2007年には特許審査の迅速化・効率化を目指し、知的財産政策の充実・強化がはかられることになりました。
このような背景のもと、富士通は自社が製造業に携わる立場から、知的財産の保護、およびその活用についてさまざまな取り組みを続け、お客様のご要望と実践経験をもとに総合特許管理パッケージ「ATMS/PM2000」をご提供してきました。
Simple & Easyでお客様業務を支援する「ATMS/PM2000」
知的財産が企業経営を左右するようになった今、より高度な知財管理が求められています。
富士通の総合特許管理システム「ATMS/PM2000」は、お客様のもつ課題を追求し「Simple & Easy」をコンセプトに、以下の4つを強みとしています。
富士通「ATMS/PM2000」4つの強み
1.「カスタマイズレス」で運用可能
製品開発においてさまざまな業種のお客様ニーズを取り入れているため、半数以上のお客様にカスタマイズレスでご利用いただいています。つまり、より短納期、より低コストでのご導入が可能です。
2.使い勝手を追求した「ワークフローシステム」
徹底したお客様ニーズの反映により、マニュアルに頼らない使い勝手を実現しています。たとえば、年に数回しか使わない利用者(発明者など)でも、マニュアルレスで業務遂行できる画面インターフェースを備えた、実務に即したシステムです。
3.充実した「外国管理機能」
増加する外国出願に対応した機能が充実しています。国内外を問わず同一のインターフェースで管理できるため、簡単な操作で高度な管理を実現します。
PCT(注)加盟国、米国、欧州など主要40カ国の「法制度管理」や「パテントファミリー表示機能」は、お客様から好評を得ています。
4.お客様の満足を追求する「ATMSサポート」
ATMSをご導入いただいたお客様を専任スタッフが支援するATMSサポートセンターは、日々の問い合わせ対応だけでなく、トラブルの予防・保守の情報提供をおこなうなど、お客様がATMS製品を永く安心して使っていただけるサポート体制が整っています。

グローバルな特許出願を支援する外国拡張機能
企業活動のグローバル化に伴い、日本企業の海外への特許出願数は、1990年代後半から増加し続けています。一方で、その処理件数の増加にも関わらず、海外に対する特許出願は出力した帳票を郵便やFaxで送るなど、紙による運用が一般的で、電子化が進む国内での特許出願に比べ、効率化が求められていました。
富士通はこのような背景、課題を解決し、グローバルな特許出願を支援するために、すでに幅広い業種で高い評価を得ている、総合特許管理システム「ATMS/PM2000」のオプション製品として「外国拡張オプション」、「海外代理人連携オプション」の2製品を追加しました。
導入により得られるメリットは次の通りです。
外国拡張機能の特長
1.業界初! 海外代理人まで拡張したワークフロー機能
特許管理では初めて、国内・海外業務を同一ワークフロー上で操作することが可能となりました。これまでは紙で運用されていた、海外代理人と依頼元企業との書類受領や納品処理を電子化できるため、企業から海外代理人、また国内特許事務所から海外代理人への業務の進捗管理を一元化し、業務の「見える化」と業務効率アップを実現します。
2.複数国に出願した特許案件をファミリーとして一括処理
海外特許出願においては多くの場合、複数国に出願し、権利化されますので、同一の発明内容にも関わらず、国ごとによる権利維持の検討をする必要があります。「ATMS/PM2000」では、複数国に出願されている、同じ内容の特許をファミリーとして処理できるようになりました。これにより、特許取得後の権利維持の検討時にも一括処理することが可能となり、作業負荷の軽減につながります。
3.各国特許庁からの発送書類納品も電子化
海外代理人が各国特許庁から郵送やFaxで受領していた書類についても電子化が可能となるため、業務のスピードアップ、書類紛失などのトラブル低減につながります。

お客様の声により使いやすい特許管理システムへと進化
「ATMS/PM2000」は、富士通自社の実践経験だけでなく、ユーザーであるお客様同士の意見交換やアンケートからのご意見・ご要望をもとに、法改正への対応や機能強化をおこなっています。
幅広い業種で利用実績のある「ATMS/PM2000」の使い勝手は、お客様の声をきめ細かく拾い上げ、製品に生かす取り組みによって実現しています。
今回ご紹介した、総合特許管理システム「ATMS/PM2000」のほか、以下のATMS製品についても、今後はグローバル対応した製品やサービスのご提供を予定しています。
特許分析システム 「ATMS/Analyzer(アトムス アナライザー)」
研究開発戦略に欠かせない技術分野の動向や、競合他社との相対評価などを大量の特許情報からさまざまな視点でマップ化し、業務の見える化を実現します。特許検索ASPサービス 「ATMS/IR.net(アトムス アイアールドットネット)」
研究開発者から知財部門関係者まで幅広いユーザーの検索業務を支援します。
体験版、試用デモIDのお申し込みを随時受け付けております。ぜひご利用ください。
注記
- (注1)PCTとは :
- Patent Cooperation Treaty(パテント コーオペレーション トリーティ)の略。特許協力条約のこと。
知的財産ソリューション ATMS(アトムス)に関する記事
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[2008年10月21日 公開]
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