あなたは大丈夫!?朝のこわばり
朝起きた時に手が動かし難いということはありませんか。上手にグーやパーが出来ますか?この、手の関節が動かしにくい、ぎこちない感じがあったら要注意!それが「1時間以上」、しかも「6週間以上」続いていたら、病気かもしれません。
リウマチという病気を聞いたことがあると思います。温泉の効能にもリウマチとよくありますね。一口にリウマチと言ってもかなり広いのですが、ここではこわばりの原因かもしれない「関節リウマチ」を見ていきます。
リウマチというと女性の病気だと思い油断している方も多いかもしれません。また血液検査に出ないから大丈夫と自分で判断していないでしょうか。関節リウマチは、30-40歳代の女性に多く見られますが、高齢者や男性でも発症することがあり、だれにでも起きる可能性があります。
最初に書いた朝のこわばりが「1時間以上6週間以上」続くというのは目安で、症状が出るところは手だけではありません。足の関節等にも出ることがあります。手だけでなくほかの場所にも痛みが出たり腫れが出たり、おかしいと思ったら受診しましょう。特に専門医での受診をお奨めします。
米国リウマチ学会の関節リウマチ診断基準によりますと
朝のこわばりが1時間以上、6週間以上続いている。- 3箇所以上で関節が腫れている状態が、6週間以上続いている。
- 手首、手掌、手指の関節のうち一箇所以上が腫れている状態が、6週間以上続いている。
- 左右対称性の関節炎症が起きている状態が、6週間以上続いている。
- 皮下結節が認められる。
- 血液検査によるリウマトイド因子が陽性となる。
- レントゲン検査で変形が認められる。
上記7項目のうち、4項目以上に該当した場合に、慢性関節リウマチと診断されます。
関節リウマチとは本来、自分を守るための自己免疫がなんらかの原因により主に手足の関節を攻撃して起こります。これによって関節痛、関節の変形が生じ、症状が進むと内臓や神経、皮膚など、さまざまな病変・病気を合併することもあります。なぜ免疫が異常を起こすのか、原因が分かってない病気なので、現在はまだ完全に治すことはできません。ですが、現在は投薬などで進行を食い止めることはできます。そのためには、早期に治療を始める必要があります。
あなたの朝は大丈夫ですか?どこかこわばっていませんか。
経営コンサルタント 佐藤 史恵
[2007年9月27日 掲載]
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