「かゆみ」気になりませんか?
原因の分からない肌のかゆみで悩んだり、不快に思ったことはありませんか?かゆみは痛みよりも軽く考えられがちですが、かゆみ特有のつらさは悩んだ方にしかわからないでしょう。そんなときどんな薬を使ったらよいのか、どんな対処をしたらよいのかわからず、そのままになってしまう場合も多いと思います。
からだのいちばん外側を覆う皮膚は体を外部の刺激から守るためにある重要な組織です。かゆみのケアについて考えてみませんか。
「かゆみ」とは?
人の皮膚には触覚・圧力・痛み・温度を感じ取る感覚受容器があります。そしてそれぞれの感覚受容器へ刺激が加わるとその情報が大脳へ伝えられ、「何かが触れた」「熱い」などの感覚が生まれます。ですが、これらの感覚と違いかゆみが起こる詳しいメカニズムはまだわかっていません。かゆみを感じ取る感覚受容器も神経もはっきり特定されていないのです。皮膚は、表皮、真皮、皮下組織という3つの層からできています。その表皮と新皮の境目にかゆみをキャッチする独自の「かゆみ受容器」があり、それに刺激が加わることでかゆみが起こるのではないかと言われています。
またかゆいからと肌をかくとかゆみ受容器に加わった刺激の一部が神経の末端に伝わるため、かけばかくほどかゆみが増すこともあります。
「かゆみ」抑えるために
- かゆいところをひやす
濡らしたタオルや熱さまし用の冷却剤などで、かゆいところを冷やしてみましょう。
冷たすぎるとかえって肌を刺激しますので、氷を使うのは控えましょう。
何かに集中しよう
かゆいということばかり考えないように何かに集中します。ストレス解消にもつながるので、自分の好きなことに打ち込みましょう。- ストレスを溜めない
精神的なストレスもかゆみの原因になります。リラックスを心がけストレスを溜めないようにしましょう。 - 温めない
体が温まるとかゆみが強くなりますので、かゆみがひどいときは湯船につかるのは避け、ぬるめのシャワーにしましょう - ひっかき防止のために
寝ている間、無意識にかいてしまう事があります。皮膚を傷つけないために対策を立てましょう。手袋をするのも手です。
また厚紙などの筒に腕を通し、ひじが曲がらない様にして寝るというのも有効です。
皮膚科へ行こう
かゆみの原因はさまざまです。かゆみがひどい時や症状が急に悪化したとき、発病してから何日たってもよくならない場合は皮膚科に行きましょう。ほおっておくとストレスにもなりますし、かいて皮膚を傷つけ悪化させてしまうこともあります。皮膚に異常がなくてもかゆみがある場合は他の病気も疑って念のために診察を受けることをお薦めします。
診察を受ける際に
- 患部には薬をつけない
- 女性はお化粧しない
- いつ頃から症状が出ているのか
- 体のどこが、どのような状態なのか
- かゆみ以外の症状はあるか
- 思い当たることは何かあるか(食べ物、化粧品、環境の変化など)
聞かれてもすぐに思い出せない場合もありますし受診の前に考えておいたほうがスムーズに受診出来ることでしょう。
身近な体のトラブル「かゆみ」ですが、ひどくならないうちに早め早めの対処が悪化しない一番の対策です。
経営コンサルタント 佐藤 史恵
[2006年10月27日 掲載]
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