「3時のおやつ」で口臭予防?!
仕事で大事なお客様と打ち合わせ。相手の息が何かくさーい!・・・と感じても嫌な顔できません。また、「昨日飲み過ぎてしまった」「昼食にニンニクが入っていたー!」となると、自分の口臭が気になって会話に集中できなかったり・・・。
毎日、人と接して仕事をしている会社員の皆様なら、少なからずそんな経験があるのではないでしょうか。
でもよほど親密な関係でないと、「君、口が臭いよ」なんて注意できないものですよね。
そのため、自分でケアしようとさまざまな口臭予防の歯磨き製品や、ガム・飴の類がコンビニエンスストアでも気軽に販売されています。
タバコやニンニクなどが原因と思われる“飲食物等による口臭”は、時間の経過とともに臭いも少なくなっていくものですので、気になるときだけガムを噛むなどすれば、その後はそれほど気にする必要はありません。
また、人間なら誰にでもあるのが“生理的口臭”。
口の中に多くいる細菌が、口の中を構成しているたんぱく質を分解し、臭気物質をつくります。健康な人ならば臭気物質も多くはなく、人に不快感を与えるような口臭とはなりませんが、それも生理的口臭という口臭のひとつです。朝起きたときや、極度に緊張して口が乾いたとき、また女性なら生理中や妊娠中に感じることがあります。そういった時の臭いは誰でもあることなので気にしなくていいでしょう。
他に、“心性口臭”というのがあります。
それは、実は他人が気にしない“生理的口臭”程度にもかかわらず、過度の潔癖症や、被害妄想などから「自分には口臭がある」と勝手に判断してしまうものです。
歯を磨きすぎて歯茎を傷め、かえって症状を悪くしてしまったり、他人と話すのが苦痛でたまらなかったり、ひどくなれば「自臭症」と言われ、精神面の治療が必要な場合もあるでしょう。まずは自分で判断せずに、口臭治療を行っている歯科などに相談することが先決です。
そして、よく問題になるのが“病的な口臭”です。
多くは歯周病などの口の中の病気によっておきる臭いです。今やなんと日本人の約80%が歯周病(歯肉炎・歯周炎)にかかっていると言われています!
軽度の歯周病である「歯肉炎」では、歯茎が炎症を起こして赤味がかって膨らんだり、歯磨きで出血したりします。「常に」ではなくても「たまに」ならばそんな経験ありませんか?
歯磨きを怠ったり、間違った歯磨き方法で歯垢が残っていると、その上にさらに歯垢が付着して細菌が増え、炎症がおきて口臭が発生するのです。要するにきちんと歯磨きをしていれば簡単に防げる口臭です。定期的に歯科で歯垢をとってもらうのもいいでしょう。もし、歯周病を放置して炎症が深部に及ぶと外科手術が必要な場合もあります。
虫歯の心配がなくても歯磨きは大事です。最近では「虫歯予防」だけでなく「歯周病予防」と言って売られている歯磨き製品も多いですよね。
また、胃腸や肝臓などを悪くしても口臭が出ることもあります。無理に口臭をなくす努力をしなくても、それらの病気を治せば口臭もおさまります。
また、あなたの会社では「3時のおやつ」を食べる習慣がありますか?
実は、このおやつが口臭予防に役立つという話もあります。
昼食から3時間・・・ちょうど口の中の細菌が増加する頃。
お茶やお菓子を食べることでそれら細菌が洗い流されて減少するようです。
ただし、おやつの後にもきちんと歯磨きしましょうね。
経営コンサルタント 島田 圭子
[2005年5月12日 掲載]
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