Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

  1. ホーム >
  2. 富士通ジャーナル >
  3. 社会人雑学帖 >
  4. カラダとココロ >
  5. 「総合診療部」へ行こう!

「総合診療部」へ行こう!

原因は分からないけれど、どうもお腹のあたりの調子が悪い・・・。
詳しい検査をしてもらおうと大きな病院の内科へ向かったあなた。
ところが、病院の看板には「循環器内科」「消化器内科」など、細かく分かれているではないですか!
いったい何科を受診すればいいの~??

このように、どの臓器が悪いのか分からない、いくつかの臓器が悪くなっている場合など、どの科を受診すればよいのか分からない方のために、「総合診療部(科)」という部署を設けている病院があります。
大学病院などの大きな病院では専門化が進み、それぞれ特定の臓器についてはかなり専門的な技術があるにもかかわらず、その他の分野には弱いため、いろいろな病気や心の悩みを抱える患者にとっては、その“横のつながり”が不十分な病院では満足のゆく診療がうけられないでいるという問題も多くありました。そういった問題を補うためにも設置する病院が増えてきているようです。
総合診療部は、特定の臓器などにとらわれず、広い知識と技術をもった医師のいる、「専門ではない」という専門科なのです。
病院によっては、「健康診断を受けたい」「禁煙をしたい」人なども受付けています。

本来大学病院などで受診するには、かかりつけの医師に紹介状を書いてもらいますが、紹介状がなくとりあえず受診するという人も多くいます。
その場合に、まず総合診療部で簡単な検査を行い、どの科へ行くべきかを判断したり、そのまま総合診療部での診療を続けたりしますが、身体的な検査だけでなく、患者の「症状の背景」も診てくれます。
身体に異常があると訴えているのは、患者の心の中にあるなんらかの意識が影響していたり、身体に症状がでているのは、心理的なことから現れるものであったり・・・。
細分化された専門的な診療を行うところでは、そういった背景を考えながらひとりひとりに長い時間をかけて診療するわけではありません。
ですから、そのかわりに総合診療部での診察の中心は「問診」となります。疾患だけをみるのではなく、患者をとりまく家族や社会に目を向け、問題を探し、もっと専門的な診療が必要となれば、その科を紹介します。

・・・ここで何か気付きませんか?

そうです。「総合診療部」とは要するに「街のお医者さん」と同じような役割をしています。近所の開業医では、じっくり話しを聞いてくれ、より専門的な検査や診療が必要となると紹介状を書いてくれます。
ですから、単なるカゼや軽い腹痛では近所のかかりつけの医院に行くけれど、ちょっと複雑そうなとき、いつもと違うときはより大きな病院で検査したいな、と思っている方。大きな病院へ直接行ってしまうよりも、いつもの症状をよくわかっている医院に診てもらい、紹介状を持っていくことをおすすめします。
いつもの医師に紹介状をかいてもらうことが、なんとなく「うしろめたい」と感じる方もいるようですが、役割が違うのですから気にすることはありません。あなたがそれで安心できるならば、と紹介状を書いてくれることでしょう。

また、症状によっては総合診療部から、かかりつけ医に連絡をとったり、逆に紹介状をかいたり・・ということもあります。

そして、大きな病院に不信感を抱いている方。その理由のひとつに、いきなり専門科を訪れ、つらいのに「異常ありません」「単なる風邪でしょう」などという一言で終わってしまったという経験があったのでは。その臓器に異常はなかったのかもしれませんが、あなたの体調が悪いのは事実です。
最初に「総合診療部」を訪れておけばそんな一言で診療が終わることはありません。
もし異常がなかったら恥ずかしい・・・そんなこと考えずにまずは「総合診療部」に行ってみましょう!

経営コンサルタント 島田 圭子
[2004年 掲載]

ジャーナル最新のテーマ

今月のテーマ:新世代ERP 迅速な経営判断と戦略展開を支援します 続きを読む


今月のアンケート 最終集計結果公開中 目的に応じて分析・活用できるシステム環境が望まれる 2009年11月24日集計 気になる結果は?


お客様の声をお聞かせください

富士通ジャーナルに掲載している記事やコンテンツについてのご意見・ご感想を、ぜひお寄せください。

ご意見・ご感想フォーム いただいた、お客様の声


お寄せいただいたご意見・ご感想については、富士通からの回答をお約束するものではありません。ご了承ください。
なお、富士通からのご回答を必要とするお問い合わせについては、
富士通ジャーナルに関するお問い合わせをご利用ください。