ダイエットに、虫歯に、ガンに、効く?!チョコレートの意外な効能
チョコレートのせいで、太るわ、吹き出物は出るわ・・・なんて不満を言っている方いませんか。
ところが実はチョコレートを食べると、逆にダイエットにもなるし、肌の老化に効く!と知ったらビックリするでしょう。
オーストラリアの食品栄養学者、ジョン・アシュトン博士は、「一日一個のチョコレートで医者いらず」という原題の著書を出版しているほど、チョコレートは健康にいい成分がたくさん含まれているのです。
それらには「ポリフェノール」と「カカオ」が大いに関係しているようです。
ポリフェノールが緑茶の8倍!
チョコレートがカカオ豆を原料として作られ、そのカカオ豆にはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールの効能は、血液をサラサラにしてガンや動脈硬化を防いだり、肌の老化を防いだりするといって、赤ワインブームを巻き起こしましたが、実はチョコレートのポリフェノール含有量は、その赤ワインの約2.5倍、緑茶と比べると8倍にもなり、さらに、吸収されやすい構成になっている種類のポリフェノールなのです。
ポリフェノールだけでなく、肌の新陳代謝を良くするミネラルも豊富ですし、腸内環境をよくする食物繊維も豊富に含まれているので、吹き出物の原因も排出してくれます。
チョコレートを食べすぎるとニキビができるというのも嘘ではありません。ただ、その原因はカカオではなく、別の成分である砂糖やミルクの脂肪などが考えられます。ですからニキビが心配な方は、ミルクチョコレートよりもビターチョコレートの方がいいでしょう。食べ過ぎなければ、かえってお肌が若返るのです。
チョコレートでダイエット?
チョコレートのカロリーはクッキーやポテトチップスとほぼ同じ。ポテトチップスだと50gくらいあっという間ですが、チョコレート50gだと結構な満足感が得られると思います。また、他のお菓子に比べて、食べたあとに感じる空腹感も少ないのです。
前述の博士の実験で、チョコレートを食べている時のほうが、カロリーが同じで脂肪分が少ないスナック菓子を食べたときよりも、善玉HDLコレステロール値が上がり、肥満などの原因となる中性脂肪の値が低くなったという結果が出たそうです。
また、最近よく聞くGI値。ミルクチョコレートの平均的なGI値は45と低い食品に分類でき、また、ミネラルも多く含まれるため、ダイエット効果が期待できるとのことです。
ただし、この効果を期待するなら植物油脂を添加していない良質のチョコレートがいいようです。
虫歯を防ぐ?!
カカオ豆には虫歯をおさえる働きがあります。ポリフェノールの抗菌・殺菌作用により、虫歯菌のひとつ、ソブリナス菌の増殖がおさえられ、歯垢ができにくいとのことです。
また、ミルクよりもビターのほうがカカオ成分が多く、砂糖が少ないため虫歯抑制効果が高いようです。
ただし、歯を磨かなくてもいいというわけではありませんからご注意を。
経営コンサルタント 小林 桂子
[2004年3月 掲載]
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