意外!納豆やヨーグルトで薬が効かない?
病気を治すための薬。でも、どんな薬でも多かれ少なかれ、副作用を起こす可能性があります。
最近では、処方される薬がどのようなものであるか説明を求め、その効果や危険性について注意している人が増えているのは良いことですね。そうでなくても、病院にかかったときには必ず、現在服用している他の薬があれば医師に伝えていることと思います。
ところが、複数の薬を併用すると副作用が起こることがあるということを知っている人は多くても、普段よく口にする「食べ物」や「飲み物」と、薬との組み合わせでも副作用がおきるということを知らない人もいるのではないでしょうか?
以下に挙げる食べ合わせの例は、副作用といってもさほど怖いものではありません。
ただし、せっかく治療のために飲んでいる薬の効果を下げないために、ちょっと気をつけ、気になるときは医師に確認した方がよいでしょう。
「ワルファリン(抗血栓薬)」は「納豆」を食べると効果なし!
すでに健康食として有名な「納豆」。
ところが、納豆菌のつくるビタミンKがワルファリンの作用を弱めてしまいます。しばらくは納豆菌が腸内で生きていますので、服用中に納豆を食べるのは控えましょう。
他にも、ブロッコリーやほうれん草などのビタミンKを多く含む食べ物は、通常の副菜として摂る分にはほとんど影響はありませんが、大量に食べたいときは医師に相談してからの方がいいでしょう。
「抗菌薬」と「牛乳」と合わせると効果なし!
抗菌薬(ニューキノロン系やテトラサイクリン系)を服用した場合、牛乳やヨーグルトをとりたくなっても2時間以上経ってからにしましょう。カルシウムと薬の成分が結合されると吸収されにくくなってしまいます。
ただし、最近ではカルシウムの影響の少ない抗菌薬もあるので、牛乳が大好き!な人は医師に確認してみましょう。
「骨粗しょう症の薬」は「ミネラルウォーター」で飲むと効果なし!
カルシウムの多いミネラルウォーターで骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート)を飲むと、薬の吸収を阻害してしまいます。普通の水で服用しましょう。
ビスフォスフォネートは起床後の空腹時に飲むのが普通ですが、その後の朝食時にカルシウムを摂取することは問題はありません。
「降圧薬」は「グレープフルーツジュース」と合わせると効き過ぎて危険!
降圧薬(カルシウム拮抗約の一部)を服用しているときにグレープフルーツジュースを飲むと、それに含まれるフラボノイドが薬の分解を抑え、その作用が半日以上続くため、薬をグレープフルーツジュースで服用しないのはもちろんですが、しばらく飲用そのものを控える必要があります。
血圧が下がりすぎて、めまいなどを起こすこともあります。
最近は、その影響の少ない薬もありますが、グレープフルーツジュースは、その他の薬でも問題があることがあります。
また、眠れないからといって睡眠薬とアルコールを同時に摂る事が危険なのはご存知ですね。薬が効きすぎて、記憶障害や呼吸障害を起こすことがあります。睡眠薬でなくとも、薬をアルコールで飲むのは絶対にやめ、飲酒については医師に確認しましょう。
また、病院で必ず聞かれる「薬」以外にも、よく口にするサプリメントや健康食品があればなるべく医師に相談し、食習慣や飲酒・喫煙の習慣については、正直に伝えて正しい処方をしてもらうことが大切です。
心配があれば、自分で判断して勝手に服用をやめたりせずに、医師や薬剤師に相談してみましょう。市販薬の場合でも、添付されている説明書を必ず読むこころがけが必要です。だって、早くよくなりたいから薬を飲んでいるのですよね?
経営コンサルタント小林 桂子
[2003年12月26日 掲載]
ジャーナル最新のテーマ
お客様の声をお聞かせください

富士通ジャーナルに掲載している記事やコンテンツについてのご意見・ご感想を、ぜひお寄せください。
お寄せいただいたご意見・ご感想については、富士通からの回答をお約束するものではありません。ご了承ください。
なお、富士通からのご回答を必要とするお問い合わせについては、
富士通ジャーナルに関するお問い合わせをご利用ください。





