血液をサラサラにしよう
老高血圧症や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病に掛かってしまった人の血液は「ドロドロ」になっているそうです。ドロドロな血液により血流が滞り、やがては心臓や脳の血管が詰まるなどの病気になってしまうのです。
ドロドロの血液にある誘因として、過度の飲酒、ストレス、偏った食事、喫煙、塩分のとりすぎ、運動不足などがあげられていますが、食べ物によりドロドロな血液ではなく、サラサラな血液にすることができるそうです。
では、どのような食べ物が血液をサラサラにするのか、紹介しましょう。
血液をサラサラにする成分は、さまざまな食べ物に含まれていますが、代表格として「緑黄色野菜」「青背の魚」「大豆・大豆製品」があげられます。
緑黄色野菜
緑黄色野菜に、「ビタミンC」「ビタミンE」「βカロテン」などは沢山含まれています。これらの成分には、コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する働きがあります。また、食物繊維も含まれていますが、水に溶ける食物繊維は、腸で胆汁酸を吸着し、便として対外に排泄します。それが、血液中のコレステロールの低下につなげてくれるのです。
さらに、ピーマンやトマト、ししとうなどには独特の青臭みがありますが、これは「ピラジン」 という成分で、血栓ができるのを防ぐ抗血栓作用を持っています。(緑黄色野菜以外でも、タマネギ、にんにく、ねぎなど、においの強い野菜に含まれる「硫黄化合物」という成分にも、血栓を防いで、さらに血液が血管壁にくっつくのを防ぐ働きがあります)
野菜の抗血栓作用の持続時間はおよそ7時間。ですから、「3食ともに」野菜を食べることが大切です。
青背の魚
サバやサンマ、アジなどの青背の魚には「ドコサヘキサエン酸(=DHA)」や 「エイコサペンタエン酸(=EPA)」が沢山含まれています。
これらは、血液中のコレステロールを減らし、血小板の凝集を防いで、血栓ができるのを防ぐ作用があります。また、中性脂肪や血圧を下げる効果もあります。
ところが、沢山食べても効果が高くなるわけではありません。食べ過ぎると逆効果になる場合もあります。サバは切り身1切れ、サンマは1匹の半分、マグロのトロは2切れで十分です。
また、魚の抗血栓作用の持続時間はおよそ24時間ですので、「1日1回」食べるようにしましょう。
大豆等
大豆には「大豆たんぱく」が含まれており、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。また、大豆に含まれる「レシチン」や「サポニン」は強い抗酸化作用があり、コレステロールの酸化を防いでくれます。
豆腐は1日約3分の1~半丁を、豆乳ならコップ1杯が目安となります。
さらに、大豆製品である納豆には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれており、できてしまった血栓を溶かす作用があります。
血栓は夜中から朝方にかけて作られますので、納豆を食べるなら「夕食で」が効果的です。
これらの食べ物を毎日とることで、「血液がサラサラ」になります。実践してみてはいかがでしょうか。
経営コンサルタント小林 桂子
[2003年11月14日 掲載]
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