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12の職場のストレス症候群

わたしたち社会人は、さまざまなストレスを抱えています。
ストレスが溜まるとイライラしたり、全てがおっくうになったり、体調が悪くなったり、風邪がなかなか治らなかったり。ついにはひきこもりになってしまったり、全てに悲観的になって死を考えるようになったり・・・。
それらの症状がでるのは、以下のような症候群にかかっているからかもしれません。

職場で起こりやすいストレスを12個列挙してみます。

1.入社症候群

入社してから研修の間に、または配属されてから、自分の思っていた仕事と違うなどの不適応状態から抑うつ性神経症やヒステリーなどの身体症状がでることがあるようです。

2.情報洪水症候群

テレビやインターネットなど、さまざまな媒体から溢れるほどある情報を得ようとして流されてしまい、不全感に悩んでしまいます。常に先端の情報を得ようとしている研究者や管理職の人などがかかりやすく、睡眠障害や摂食障害を起こして、うつ病や不安神経症になったりすることがあるようです。

3.出世競争症候群

幼いときから周りとの競争に勝つことが大事だと教えこまれてきた人などは、もちろん出世競争にも勝ち残ろうと必死です。ある程度の競争は必要ですが、それを過度に求めると「出世症候群」になり、逆に過度に無関心になると出世競争からかけ離れた「脱落症候群」というストレス症状がでることもあります。

4.テクノストレス症候群

パソコンなどの操作に慣れる事ができず、恐怖に陥ってしまう「テクノ不安症」、逆にインターネットなどにのめり込みすぎて消耗してしまう「テクノ依存症」どちらもテクノストレス症候群と呼ばれるものです。

5.燃え尽き症候群

完璧主義でまじめ、凝り性などの人が仕事を達成した後などに燃え尽きてしまうことがあります。慢性的な疲労や空虚感からこの症候群におちいってしまいます。

6.処遇症候群

誰でもよりよい処遇を望むものですが、現在の配属先での状態に適応できない、リストラされるのではないかなど、さまざまな処遇に関連したストレスに耐えられなくなってでてくるさまざまな症状をいいます。

7.転勤症候群

転勤となると、本人だけでなく家族全員にかかわる問題となります。子供の学校の問題や、単身赴任にしてもストレスはかかります。それらの諸問題により、うつ病などの症状が家族全員に起こってしまうことがあります。

8.スーパーウーマン症候群

男性社会の中で、必死で頑張り続けていた女性が、30代後半になって体力的に無理がきかなくなってきたときにおこります。役職についていたり、家庭や子供など、さまざまな問題でストレスがたまってしまいます。

9.管理職症候群

企業の経営陣からは期待され、部下はなかなか実行してくれない。そんな上司と部下の間にはさまれた管理職の人がそのストレスからさまざまな症状をひきおこすことがあります。「サンドウィッチ症候群」とも言われるようです。

10.サザエさん症候群

日曜日の夕方「サザエさん」の歌を聞くと、憂鬱な気分になってしまうことです。 また、とても微笑ましいサザエさん一家と、孤独な自分を比べて、先が不安になってしまう人もいるようです。

11.退職症候群

定年退職が間近になって、その後の生活が不安でたまらず、心身症などになる人がいるようです。
リストラや早期退職の場合も大きな不安があり、うつ状態にかかったりします。また、実際に退職してから、その後の状況に適応できずにうつ状態になる人もいるようです。

12.加齢症候群

老化が進み、本人の自覚がなくても仕事の能率が下がったり、判断力が鈍ったり。それで処遇が低下したり配置転換などがあると大きなストレスの要因となり、加齢症候群となってしまいます。

以上のような「症候群」のいずれかの状態は、誰でも経験があるでしょう。
問題なのは、そのような状態が原因で、心身ともに支障をきたすような症状がでてしまう場合です。誰でも不安や問題は抱えていますが、そのストレスとうまくつきあうことができるかどうかで大きく違ってきます。

もし、うまく付き合うことができずに、誰にも相談できない場合、全国50箇所にある「いのちの電話」、各都道府県にある「こころの電話」(精神保健福祉センター)に電話してみてはいかがでしょう。

どちらも秘密を厳守してくれますので、気軽に相談してみて下さい。

経営コンサルタント小林 桂子
[2003年8月1日 掲載]

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