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ストレスで血管がボロボロ

頭痛・疲労・肥満・喘息・高血圧・心臓病・胃潰瘍・腰痛・糖尿病・リウマチ・・・あらゆる病気の70~80%がストレスによって引き起こされている、というアメリカ科学アカデミーの報告があります。
あなたのストレスはどのような病気を引き起こすでしょうか。

運動不足・過食・喫煙、があてはまるあなたが、もし、イライラしたり動悸がしたりするならば、ストレスで血管が病んでいるのかもしれません。

ストレスにさらされると、まず副腎がストレスに対抗しようと、アドレナリンなどのストレスホルモンを分泌します。ところが、このホルモンが心拍数を増加させたり、血圧を上昇させたりします。高血圧や心臓病の危険が高くなってしまうということです。

ストレスに対して腹をたてるというよりも、「腹をたてているのに抑えてる」事の方が大きなストレスとなっていますので、円満な人柄に見える人ほど、高血圧の危険因子をかかえているかもしれないのです。
たまにはあなたの怒りを相手にぶつけてみてはどうでしょう。正当な理由で怒っているならば、人間関係もよくなり、一石二鳥ですね。

周囲が治療をすすめても、本人が精神科をおとずれる事を嫌がる場合があります。そういった時には、まず周囲の人が直接精神科をおとずれ、医師に相談してみましょう。本人がどのように受診すればよいのか、アドバイスを聞いて、伝えてあげ、安心させてあげましょう。ただし、本人が受診しないと健康保険は適用にはなりません。

また、ストレスを解消して、高血圧の治療にも有効な運動として「ペリパトス・メディテーション」というものがあります。ペリパトとはギリシャ語で「散歩」、メディテーションは英語で「瞑想」という意味です。
頭の中で1から10までをリズミカルに繰り返し数え、20~30分程度歩くだけです。週に2~3回、途中で数を忘れても気にしないでください。無理せず気持ちよく歩くと、頭の中が空っぽになってリラックス効果が高まりますから。

また、できれば太陽の光を浴びながら歩くとよいですね。
過剰な紫外線は逆効果ですが、日光に当たれば血圧が簡単に下がるのです。太陽の適度な温もりが血管を拡張させて、血液の流れをよくするとともに、緊張を緩和させて、セロトニンの分泌が高まるので、ストレスの解消にもなるのです。

食事面から言えば、ビタミンEは血管をストレスから守り、マグネシウムが心臓の筋肉をストレスから守ります。
血液をサラサラにする、EPAやDHAが魚の脂肪に含まれることはもう有名ですね。

そして、夜は規則正しく睡眠をとりましょう。
メラトニンという睡眠ホルモンが、夜になって暗くなるとともに分泌が高まり、体温や血圧をさげてくれます。夜、12時前に就寝できるとよいですね。

毎日の規則正しい生活と、簡単な散歩で、あなたの血管をストレスから守る事ができるでしょう。
気になる方は、お試しください。

経営コンサルタント小林 桂子
[2003年3月24日 掲載]

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