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漢方薬にも副作用??

最近、医師が行う治療で漢方薬が使われることも多くなってきたようです。「漢方薬」は薬と違って安全で、かつ副作用がない・・・と思っていませんか。でも、漢方薬も薬のうちなので、必ず副作用があります。

西洋医学では病名をもとに薬を処方するのに対し、漢方薬は症状から判断して処方するものです。ですから病名で処方すると正しく治療できないことがあります。
また、それまでの病歴や食生活、家族、環境などを充分認識してからでないと正しい処方はできないのです。さらに、正しく処方されたとしても副作用の心配が全くないというわけではありません。

数年前、慢性肝炎の患者にとある医療用の漢方薬を投与したところ、88人が副作用を起こし、うち10人が亡くなるという事がありました。その漢方薬は約1千万人が使用していたとされ、年間売上は約300億円にもなるものです。多くの人に服用され親しまれた漢方薬でも副作用の危険性はあるのです。

漢方薬の副作用として、めまいや肩こりなどもありますが、発ガン性があることも指摘されています。漢方薬が健康保険扱いになった1976年、旧厚生省は発ガン性の有無の検査を行っていなかったのです。
20種類の生薬に発ガン性につながる変異原性について陽性反応が認められたという結果があります。変異原性は催奇形性にもつながることから、妊娠中の方は服用を控えましょう。

ただし、副作用の症状が強いものが薬として有害性も高いとは限りません。言い換えれば、副作用がでなくても、有害である場合もあるのです。
もちろん、全ての漢方薬が危険というわけではありませんが、安全だと信じ込み気軽に長年のみ続けている人も、正しく処方された漢方薬でも副作用の可能性はありえる、と頭にとどめておいたほうがよいでしょう。

経営コンサルタント小林 桂子
[2003年2月14日 掲載]

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