今年も注意!年末年始の事故・病気
年末年始(12月~1月)は救急車で運ばれる患者数が他の月の2倍ほどになるようです。忘年会・新年会などで多飲・多食の機会が増えるからでしょうか。浮かれすぎないように気をつけましょう。
年末によくある―「急性アルコール中毒!」
昔ほどは見かけませんが、若い人の「一気飲み」。
お酒に弱い人はもちろん、普段は全く平気という人でも、体調が悪いときだと血液中のアルコール濃度が急激に高くなり、中枢神経を麻痺させてしまうことがあります。そのため急激に血圧が下がって、ショック状態に陥り、命を落としてしまうこともありますが、医療機関でアルコールを排出させれば助かる場合がほとんどです。
ですが、意識不明になっているのに「寝ているだけ」と放置されてしまうと危険です。仲間で酔っ払って寝ている人がいたら、時々声をかけましょう。応答がなく、顔色が青かったり、手足か冷たかったりしたらすぐに救急車を呼んでください。また、仰向けに寝ていると吐いたものが気道を塞いで窒息することがありますので、横向きに寝かせましょう。いずれにせよ、飲みすぎない、無理にすすめないのが一番です。
年始によくある―「お餅が喉に詰まった!」
これも昔からよく聞く話ではありますが、毎年、お年寄りが餅などを喉に詰まらせる事故は実際多発しています。
餅に限らず、おでんのはんぺん・こんにゃく、里芋の煮物、サイコロステーキなども詰まりやすくて危険です。
なるべく水分をとりながら、2センチより小さく分けて食べましょう。
もし家族が喉に詰まらせたら決して指でかきだそうとせずに、頭が胸より低くなるように上体を曲げさせ、背中を強く叩いて異物を吐き出させてあげましょう。
すでにグッタリしてしまっている場合は、異物を取り出すよりも、すぐに人口呼吸や心臓マッサージをして下さい。
年末年始に限らず、119番に電話すると救急隊員が来るまでの間にすべきことを指示してくれます。
人工呼吸や心臓マッサージを指示されても、決して慌てず、恐がらずにその指示に従って行ってください。やらないよりはやった方が救命率が高くなります。
また、慌てないようにあらかじめ講習会などで経験しておくことも大切でしょう。
経営コンサルタント小林 桂子
[2002年12月19日 掲載]
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