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あなたの歯には何をかぶせる?

虫歯の治療をした後、歯医者さんにどういうかぶせものをするか、聞かれて困った経験はありませんか。

保険が利くものは、すぐダメになってしまうのではないかしら?
とにかく高価なものをすすめてるのではないかしら?

など・・・、何を基準に選ばれるのか、選んでいいのか分からなく困ってしまいますよね。

虫歯の治療の後、その部分に薬とセメントを入れて固め、「クラウン」をかぶせて封鎖します。クラウンは、歯の中に細菌が進入するのを防ぐ、フタの役割をしています。ですから、合わないクラウンで隣の歯との間に隙間があったりすると、そこから細菌がはいり、また虫歯になってしまうかもしれません。
最も適しているものはどれなのか。クラウン選びは重要なのです。

クラウンには様々な種類があります。
奥歯では「金銀パラジウム合金」が一般的です。銀色ですので、審美性は劣るといえるでしょう。
前歯にはやはり白い歯をかぶせたいところです。保険治療も可能ですが、使用する材料に制限があり、一般的に「硬質レジン」という樹脂が使われるようです。そういった樹脂系の材料のクラウンは、細かい色の調節が難しかったり、また、多少変色しやすい傾向があるようです。
保険外治療の場合は、材料の制約がないので、セラミック系や、14カラット以上の金合金、白金加金も使用することが可能です。
また、金額的な差もありますが、瀬戸物や金属は安定しやすく、プラスチックは次第にゆるんでくるという問題もあるようです。

では、それらの中からどれを選んだらよいのでしょうか。

あなたは審美性をどこまで要求しますか。金属アレルギーはありませんか。歯ぎしりはしますか。
そういった事を考慮するとともに、すでに他の治療で装着しているクラウンなどの材料との「相性」も考慮する必要があります。
異種の金属が同じ口の中にあると、微弱ですが電流が生じて、疼痛や金属劣化の原因になることもあるようです。また、極端に硬さの違う金属が直接噛みあわさっていると、片方が摩耗してしまう可能性もあります。

「すぐダメになる」かどうかは、材料の違いだけでなく原因は多数あるので、保険が利くものはすぐダメになるなどということはないようです。

そのような事を知った上で、納得がいくまで歯医者さんに聞いたり、相談して決めるのがよいでしょう。

経営コンサルタント小林 桂子
[2002年10月30日 掲載]

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