片頭痛ってどんな頭痛?
二日酔いで頭が痛い…、かき氷を食べたら頭がキーンとした…など、 頭痛を経験した人は多いと思います。これらの頭痛は特に治療の必要はありませんが、生命をおびやかすような病気で頭痛がひき起こされるものもあります。「くも膜下出血」「髄膜炎」「脳腫瘍」など、突然殴られたような痛みがあったり、けいれんが起きるような事があれば、迷わず病院へ行って下さい。
ところが、特別な異常がある訳ではないのに、繰り返し頭痛が起きる、慢性頭痛に悩む人が多くいます。成人の3~4人に一人が「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」と呼ばれる“頭痛持ち”さんのようです。
片頭痛は、特に女性に多く、月に数回発作的に、脈を打つように痛むのが特徴です。体を動かすと余計にひどくなったり、吐いてしまう事もあります。頭の片側だけとは限らず、両側痛い事もあります。
片頭痛の原因はまだ解明されていませんが、何らかの誘因により頭の血管が収縮し、その後、拡張して痛みが始まるとされています。
また、頭の血管をとりまく三叉神経から炎症を起こす物質が放出されることも原因のひとつと考えられています。誘因は人によって違いますが、
月経の前後などホルモンが急激に変化するとき- 赤ワインを飲んだ後
- チョコレートやチーズなどを食べた後
- まぶしい光を見たり人ごみなどにいるとき
- 寝不足または、寝すぎた後
- たまったストレスから解放されたとき
などが誘因となるようです。
頭痛が起きると市販の薬でしばらくがまんする人が多いと思いますが、病院で処方される薬がもっと効果があります。片頭痛の薬は主に2種類あります。
予防薬
発作の頻度が高い場合に、ある一定期間連日服用します。
代表的なのはロメリジン製剤で、血管の収縮を抑えるので、一旦片頭痛が起きてしまうと効果は期待できません。
頓挫薬
頭痛がおこってから服用します。
トリプタン系薬剤、エルゴタミン製剤、消炎鎮痛薬などで、血管の拡張を抑えて痛みを抑えるものです。
薬に頼るだけでなく、普段から誘因をなるべく避けるように心がけましょう。ただし、気を使いすぎるてそれがストレスになってしまわないように。
また、勝手に単なる頭痛だと判断せずに、一度病院へ行って、医師に正確に診断してもらう事も大切です。
経営コンサルタント小林 桂子
[2002年10月30日 掲載]
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