あなたも骨粗しょう症“予備軍”?
骨の中には、古い骨を溶かす「破骨細胞」と新しい細胞をつくる「骨芽細胞」があります。
年を重ねるとそのバランスが崩れて、壊される骨の方が多くなり、骨がスカスカになってしまうのが、ご存知「骨粗しょう症」。
最近では、破骨細胞の働きを抑制する薬が開発され、高齢者でも骨量(骨密度)の回復は可能になっています。
ところが、心配なのは若い人たちの「予備軍」。50歳以下の人で、骨量の年齢別平均値を大きく下回る人が増えています。自覚症状が出ないため、健康診断などで骨量を測って、自分が予備軍であることを自覚するしかないようです。
骨量を計る検査の結果で、成人の平均値の80%未満だと「骨量減少」、70%未満だと「骨粗しょう症」と診断されます。
では、骨粗しょう症にならないために、日常生活で気をつけることは何でしょうか。
健康な骨をつくるために欠かせない事は、カルシウムやビタミンD、たんぱく質などの「栄養」と「適度な運動」です。
日本人のカルシウム摂取量は60年代後半から変わっておらず、特に若い女性は必要量の7割程度しか摂取できていないようです。
乳製品を毎日摂って、晴れた日には日光を浴びて軽くウォーキングなどしましょう。毎日のきちんとした食事を習慣づけて、市販のサプリメントはあくまで補助程度で使用しましょう。
骨量の検査は人間ドッグや健康診断で有料で受け付けています。検査方法にもよりますが、「デキサ法」では約20分ほどで、その場で結果がわかり、保険もきくので2千円程度のようです。 その他、市区町村が無料で実施することもありますので、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
経営コンサルタント 小林 桂子
[2002年8月29日 掲載]
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