年老いた脳に効果あり!
脳を若返らせたいあなたに必要な、記憶力・判断力・注意力を高める物質や心がけたい生活習慣をお教えしましょう。
記憶力に自信がなくなったら・・・
脳の中の「海馬」という部分で、アセチルコリンという神経伝達物質を生産して情報の収集を円滑に進めています。そのアセチルコリンが不足すると、せっかく脳にしまった情報を円滑に取り出すことができません。
それが「もの忘れ」。
そこで必要なのが、体内でアセチルコリンに変化するホスファチジルコリン(=レシチン)です。
レシチンは麦芽・大豆・ピーナッツなどによく含まれていますので、「ビールと枝豆」の組み合わせが最適かも?でも、アルコールの取りすぎはかえって脳の萎縮を早めますのでほどほどに・・・。
持久力がなくなってきたら・・・
アスパラギン酸がいいでしょう。
これはアミノ酸のひとつで、窒素代謝やエネルギー代謝に関わっていて、持久力を高めてくれます。豆類で、もやしのように発芽しているものにたくさん含まれています。
記憶の効率がわるくなってきたら・・・
十分な睡眠をとって脳を休ませることが必要です。
睡眠をとることによって細胞は「再生」と「修復」を行いますが、脳細胞も同じです。寝ている間に昼間使った神経伝達物質を再生産し、記憶をしっかり定着させることができるのです。
「ボケ」を予防する食品は・・・
魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は大変有名ですが、魚には同じような働きをするEPA(エイコサペンタエン酸)も含まれます。
脳内に入れるのはDHAだけですが、EPAは血栓を予防し、血液をサラサラに保つことから血管型の痴呆予防効果があることにはまちがいありません。
ある程度の年齢になったら、肉食から魚食に切り替えましょう。
「ボケ」を予防する運動は・・・
脳をよく使うことが大切です。
頭を使うだけでなく、全身の筋肉をうごかして、情報を脳に伝えるということも大事です。
ウォーキング、スイミングなどもいいですが、もっと簡単なところで「よく噛んで食べる」こと。味覚、嗅覚、触覚などさまざまな情報が脳に送られ、活性化につながります。
経営コンサルタント 小林 桂子
[2002年7月10日 掲載]
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