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スギ花粉症と糖尿病に効く!遺伝子組み替えイネの威力

毎日、普通にお米を食べるだけで、スギ花粉症や糖尿病が予防(または改善)できる!

茨城県の農業生物資源研究所遺伝子操作研修室のグループが、遺伝子組みかえ技術を駆使して、そんなイネの開発に取り組んでいます。
これまでに血清コレステロールを低下させる米や貧血を予防する米、高血圧を予防する米などの開発にも成功していて、原理は、はい乳の中に多くは含まれていない「グリシニン」や「フェリチン」「オボキニン」などを遺伝子組みかえ技術を用いて発現・濃縮化させるというもの。もちろん毎日摂取しても薬のような副作用はありません。
同じ手法で研究を進め、現在、食べるだけでスギ花粉症が治るイネや、糖尿病を治すイネの研究・開発に取り組んでいます。

日本人の10人にひとりが苦しんでいると言われるスギ花粉症を治すには、スギ花粉アレルギーの「T細胞抗原決定基(エピトープ)」を用いた「ペプチドワクチン」を利用します。花粉症を引き起こすアレルゲンである「ヒトT細胞エピトープペプチド」を遺伝子組み替えによりイネに発現させ、これを毎日食べることで徐々に免疫をつくっていくというものです。
アレルギー反応を起こす「B細胞エピトープ」を含まないため副作用がなく、また、大量にペプチドを投与できるため、短期間で効果があらわれます。
すでに実現に向けた取り組みがなされています。

糖尿病を治すイネはインシュリンの分泌を促進させるペプチドホルモンをはい乳の中に発現させ、さらに、腸に入ったときに消化酵素で切断されないように改変します。
これが高度に濃縮されれば、この米を普通に食べるだけで血糖値が正常に調節されるようになるということです。
今後はこのペプチドが安定に、高度に発生・濃縮されるシステムの構築を目指すということです。

この他にも、虫歯が治るイネ・歯周病が治るイネの研究にも取り組んでいるとのこと。
これらの画期的な研究は、社会的関心も高いため、早期実現にむけて進められていきそうです。

税理士 横山 三郎
[2002年6月20日 掲載]

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