目の健康を保つには
睡眠時間をしっかり確保
疲れ目を訴える人は、目を酷使しているほかに、生活が不規則という原因もあります。遅くとも午前0時頃には就寝し、朝も決まった時間に起き、生活のリズムを決めましょう。
なかなか寝付けない人は、入浴で血行をよくする・軽い体操で筋肉をほぐす・音楽や香りでリラックスする ・アルコールを少量とるなどが効果的です。
市販の目薬は目的に合わせて
薬局では多くの種類の目薬が手軽に購入できますが、それも選びかたや使い方を誤れば目に悪い影響があります。
目の乾きと疲れには、ビタミンB2、B6、B12、L-アスパラギン酸カルシウムなどが含まれているものがおすすめです。かすみ目には、塩酸テトラヒドロゾリン、充血を抑えるには、塩酸ナファゾリン、メチル硫酸ネオスチグミンが効果的です。
ドライアイやコンタクトレンズを使用している人は、防腐剤が入っていない、涙とほぼ同じ成分のものがおすすめですが、市販のものにはほとんど防腐剤が含まれています。そのため点眼しすぎて目の表面を傷めてしまう人もいるようです。
点眼するときは、雑菌がはいらないよう、容器の先端を目につけないように気をつけ、他人との貸し借りも避け、使用期限や保管方法を守り、不安がある場合には眼科に行きましょう。
ビタミン類を豊富にとる
毎日の食事にも気を配りましょう。とくにビタミンは重要です。
ビタミンAは目の細胞や粘膜の新陳代謝を保つために欠かせません。鶏レバー、卵、牛乳、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など、積極的にとりましょう。
ビタミンB郡(とくにビタミンB1、B12)は視神経や筋肉の疲労を解消し、視力低下を防いでくれます。多くとっても貯蔵しておくことができないので、毎日必要量を摂るように心がけましょう。豚肉、レバー、かつお、さば、しじみ、みかんなどに多くふくまれます。
その他、充血の解消や疲れ維持するB2は、レバー、牡蠣、いんげん豆などに。たんぱく質の吸収を助け免疫機能を高めるB6は、まぐろ、さんま、牛乳、にんにく、ぎんなんなどに多く含まれます。
ビタミンCも水晶体を若く保つために必要です。小松菜やブロッコリーかんきつ類などの果物に多く含まれます。
「目は口ほどにものを言う」。
長く付き合う大事なひとみ、大切にしてあげましょう。
社会保険労務士 米田 聡美
[2002年5月24日 掲載]
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