健康食品は本当に健康にいいのか
健康を保つ基本は「食事」であるといわれています。しかし、現代人の食生活が抱えている問題の1つに動物性脂肪の過多があげられています。
国民栄養調査によりますと、脂肪の摂取量は年々増えており、1998年以降は適正割合の上限とされている25%を超えているそうです。この結果「肥満」「糖尿病」「高血圧」「狭心症」「心筋梗塞」「脳血管障害」などの生活習慣病の発生が高くなっています。一方、ビタミンやミネラル、カルシウム、鉄分が不足しているそうです。
このような栄養バランスの「乱れ」を補うものとしてクローズアップされたのが健康食品です。
健康食品は、健康の維持を補助する効果が認められている食品を基本にその中に含まれている有効成分の効果を強調したものが多くなっています。
また、発酵物や民間薬、漢方生薬の一部なども健康食品として扱われています。形状としては、食品に近いもの、カプセルや錠剤、ドリンクなど様々なものがあります。健康食品は、財団法人日本健康・栄養食品協会が検査を行い、品目別規格基準に適合した製品に対して「JHFA」のマークの表示を許可しています。また、厚生労働省が「特定保健用食品」として認可しているものも健康食品の1つとして扱われています。
健康食品を利用するに当り注意することは、健康食品はあくまでも食品であり、医薬品ではないということと、食事の代わりになるものではなく、食事で不足する栄養素や成分を補い、健康をサポートするものであるということです。そして、健康食品を利用する目的をハッキリさせておくことです。「血圧が気になる」「血糖値が気になる」「コレステロール値が気になる」「疲れやすい」などといった具体的な目標を持って健康食品を利用することが大切です。健康食品を選ぶには、先ず、製品の原材料、成分、含有量などを細かくチェックすることです。医師、薬剤師、栄養士などに相談するのもひとつです。
健康食品は継続することに意味があります。過剰摂取に気をつけながら、3ヶ月、6ヵ月、1年を目安にします。万一自分にあわないのであれば、当然止めることです。自分に必要なものを上手に活用することで健康食品は健康維持を補助してくれるのです。
健康食品購入時のチェック項目
- 認定マークをチェック
- 効用をチェック
- 原材料・成分・含有量をチェック
- 形状をチェック
- 価格をチェック
社会保険労務士 米田 聡美
[2002年3月30日 掲載]
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