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実践!ビジネス処世術

第7回 白いワイシャツと紺のスーツじゃダメなの?
~ビジネスパーソンのファッション術~

長年、紺のスーツに白いワイシャツがベストスタイルだという、アパレルメーカーで働くGさんは、人事異動で管理部から営業部に配属されました。やはり、取引先はファッション関係の会社が多く、新しい部長からは「Gさん、取引先の担当者はハイセンスな女性が多いから、身に着けるものには気を遣うように。」と・・・気を遣うといっても、紺のスーツに白いワイシャツしか持っていませんし、新しくスーツを新調するほどの資金も手元にはありません。
「部長、一番好印象を与えるのは、紺のスーツに白いワイシャツじゃないんですか?」
部長はこう答えました。「そればかりじゃダメだろ、時代が違うんだよ。」

主流は「紺と白」の定番から、個性的なコーディネートへ

ビジネスシーンにおいて、大切なお客様にお会いする時、また、重要なプレゼンテーションを実施する時は、「紺のスーツ」に「白いワイシャツ」と決めている方も多いのではないでしょうか。確かに「紺と白」の組み合わせは、誰からも好印象を与え、定番だと言えるでしょう。
しかし最近、2005年夏のクールビズの影響なのか、個性的な「ワイシャツ」がデパートの紳士服売り場に並ぶようになりました。大きなストライプやブルー、ピンク生地など。スーツは定番の紺、黒、グレーで、ワイシャツやネクタイで個性を出すというコーディネートが主流になってきています。

個性の前に、まずは業種別の特徴を抑えよう!

しかし、個性的になってきたというものの、「業種別の特徴」は存在していて、例えば、
金融機関は「白いワイシャツ」が暗黙の了解とも言われるほど、徹底していた業種です。
「お金を預けてもらう」のだから、なるべく派手めのワイシャツは避け「白いワイシャツ」で控えめの印象を与えることを重要視しているようです。
しかし、昨今では、銀行マンでも「薄いブルー」とか「白を基調とした縞模様」のワイシャツを身につけている方が見られるようになってきています。(ただし、あくまでも控えめを意識した柄・色が基本のようです。)英国では「白より薄いブルーがワイシャツの定番色」。それが広まったのではないでしょうか。

小売業では、流行を一番に売る業種ですので、トレンドには敏感のようです。
現在は、英国調が流行とのことで、ストライプでも赤と青とか、青の濃淡といった多色使いのものを着こなしている方が多いようです。また、衿とみごろの色が違うシャツも人気とのことです。
また、マスコミや広告業界は、「色も柄も変わったものを選ぶ」傾向にあり、好きなものを好きなように着ている方が多いようです。

あと、メーカー多くは、大きなストライプや格子など、多少柄が目立つものもオーケーのようです。衿も普通の形だけではなく、広めのワイドカラーなど許容度が大きい企業もあるようです。

白以外のおすすめのワイシャツは?

さて、Gさん。現在は、「紺と白」だけがベストスタイルではないようです。アパレルメーカーの営業マンとなると、やはり流行を取り入れたファッションも大事ですね。購入資金も手元にはあまり無いということなので、手持ちの紺のスーツは活かして、ワイシャツを新調しましょう。流行に敏感な業種ですから、多少の冒険は大丈夫。とはいっても、今まで白いワイシャツしか着たことがないのですから、最初は、薄いブルーや白地に紺の細かなドット柄だと抵抗がないのではないでしょうか。慣れたら、薄いストライプや格子柄にもトライしてみてください。でも、迷った時は、躊躇しないで店員からアドバイスを受けると良いでしょう。

男性でも、ワイシャツの色柄とネクタイの柄の組み合わせで、極端に印象が変わってきます。当然その企業の許容度を踏まえた上で、個性を演出してみると言う観点から「ワイシャツ」をおしゃれに装ってみてください。今までとは違うあなたになれるかもしれません。

経営コンサルタント 菊田 恒夫
[2006年4月13日 掲載]

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